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ドキュメンタリー映画『アイ・アム・ヒース・レジャー』予告編が公開。本人撮影の映像や未公開映像も

2008年1月22日に28歳という若さで死去した、俳優ヒース・レジャーのドキュメンタリー映画『アイ・アム・ヒース・レジャー(原題:I Am Heath Ledger)』の予告編が公開された。本作は、ヒースと親交の深かった人物へのインタビューや、ヒース自身が撮影した映像などによって構成されている。

本作『アイ・アム・ヒース・レジャー』は、ニューヨーク・マンハッタンで開催される「トライベッカ映画祭」にて、2017年4月27日にワールド・プレミアが行われたのち、5月3日に全米にて一夜限りの劇場公開が実施される。なお本作は、5月17日に米国のケーブルテレビ局「スパイクTV」でも放送され、同23日にDVDがリリースされる予定だ。

なおスパイクTVは、本作の概要を以下のように告知している。

『アイ・アム・ヒース・レジャー』は、俳優・アーティストであり、そして多くの人に愛されたアイコンであった、ヒース・レジャーの一生を記念する長編ドキュメンタリー作品です。ヒース自身のカメラで、彼が撮影し、時に演じた、豊富な身ぶりとアクションの数々から、ヒースの私的な姿に迫ります。そこには、彼のクリエイティブなエネルギーや、深い愛情のために危険を冒すことを厭わない信念、そして彼と関わった人々への情熱がありました。ヒースをハリウッドのメインストリームから遠ざけた、彼自身の芸術的本質や表現は、彼をスターダムへ導き、また世界から愛される存在にしたのです。

本作『アイ・アム・ヒース・レジャー』には、ヒース自身が撮影した映像のほか、これまで公開されていなかった様々な映像が含まれているという。また関係者へのインタビューには、ナオミ・ワッツやアン・リー監督、ベン・メンデルソーン、エミール・ハーシュ、ベン・ハーパーらが登場。本作で監督を務めたのは、『アイ・アム・ブルース・リー』(2012年)や『フェイシング・アリ』(2009年)などをプロデュースしてきたデリク・マレーだ。

存命ならば、ヒースは今年(2017年)38歳になる。「もしも」はありえないが、それでも、「もしも」ヒースが現在の映画界で活躍していたら、どんな作品でその姿を見せてくれたのか、映画界はどう変わっていたのか……。間違いなく彼は、今でもそんなふうに思わせてくれる名優であった。あらためて彼の出演作品を振り返るとともに、本作の日本公開を祈りたい。

【『アイ・アム・ヒース・レジャー(原題)』公式ウェブサイトはこちら(英語)】

Source: http://www.comingsoon.net/movies/news/834453-watch-the-trailer-for-the-documentary-i-am-heath-ledger
Eyecatch Image: https://www.youtube.com/watch?v=5PPTDsTnaPk
© MMXVII NETWORK FILMS TEN INC.

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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