『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』新映像、悪役マッツ・ミケルセンとの因縁描かれる ─ ハリソン・フォード最後の大アクション

名作アクション・アドベンチャーシリーズ最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』より、新スポット映像が公開された。アメリカの一大イベント「スーパーボウル」に合わせて米放映されたものだ。
ハリソン・フォードのインディ・ジョーンズ最後の冒険を描く本作。映像では、“北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが演じる悪役ユルゲン・フォーラーが登場し、インディとの因縁を匂わせている。どうやらインディは若き日にこの元ナチス党員を退治したことがあったようだ。「今もナチなのか?」とインディは尋ねている。
全観客の胸をときめかせるお馴染みのテーマ曲に合わせて、全く衰え知らずのアクションが展開される。注目は映像の後半、飛行中の飛行機内でのギリギリアクションだ。落下しそうな身体をぶら下げてしがみついている女性は、インディの名付け娘であるヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)。「そんなところで何をしている!」「助けに来たのよ!」とコミカルなやりとりを展開すると、インディと共にダイビング。パラシュートは装備しているのだろか?決死のアクションは大スクリーンで堪能したい。
シリーズの監督を務めてきたスティーブン・スピルバーグは製作総指揮として携わっており、映画音楽の歴史に名を刻むテーマ曲を作曲したジョン・ウィリアムズは本作でも作曲を務めている。デジタル技術を駆使して、インディがオリジナル3部作当時の姿に若返って登場するシーンもあるということで注目を集めている。監督は『LOGAN/ローガン』(2017)、『フォードvsフェラーリ』(2019)などで知られるジェームズ・マンゴールドだ。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は2023年6月30日、劇場公開。
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