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『イン・ザ・ハイツ』冒頭映像8分30秒、魂の歌とダンスで贈るメインテーマ

イン・ザ・ハイツ
© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

『ハミルトン』のリン=マニュエル・ミランダによる傑作ブロードウェイ・ミュージカルの映画版イン・ザ・ハイツより8分30秒のオープニング・シーンが公開された。テーマ曲「イン・ザ・ハイツ」とともに主要人物が次々に登場、熱い歌とダンスで観る者を映画の世界に引き込んでくれる。

トニー賞で最優秀作品賞など4冠、グラミー賞最優秀ミュージカルアルバム賞に輝いた『イン・ザ・ハイツ』を映画化した本作は、全米の有力誌がこぞって「今年最も観たい映画」に挙げた注目作。2021年6月11日に全米3456スクリーンで公開されるや、13日(日)までの3日間で1,140万5,000ドルのオープニング成績を記録する大ヒットとなった。今後、全米でのロングランヒットやヨーロッパ・アジアなど世界各国での大ヒットが期待されている。

オープニングのダンスシーンは、ニューヨークの片隅にある実在の街「ワシントン・ハイツ」で、主人公ウスナビ(アンソニー・ラモス)が朝、自らオーナーを務めるコンビニへ向かう様子からスタート。ウスナビに挨拶するピラグア・ガイは、『イン・ザ・ハイツ』の生みの親リン=マニュエル・ミランダ。さらに、住人たちの母親的存在であるアブエラ(オルガ・メレディス)、タクシー会社で働くベニー(コーリー・ホーキンズ)、ウスナビが想いを寄せるヴァネッサ(メリッサ・バレラ)などが次々とコンビニにやってくる。

人々が夢を追ってこの街へやってきたこと、彼らはそれぞれ問題を抱えていること、そして街自体が大きな危機を迎えていること……。移民である住人たちが居場所を追われる危機の中で歌い上げる「何度でも立ち上がる」というメッセージが胸を打つ。リン=マニュエル・ミランダが現在も暮らすワシントン・ハイツの路上で繰り広げられる群舞には、実際の住人たちを含め、500人以上のダンサー・エキストラが参加した。

イン・ザ・ハイツ
© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

原作舞台を手がけたのは、代表作『ハミルトン』がトニー賞最優秀作品賞など計11部門に輝いたリン=マニュエル・ミランダ。作詞家・作曲家・脚本家・俳優・ラッパーと多才なミランダの初作が、この『イン・ザ・ハイツ』で、トニー賞で作品賞・楽曲賞など4部門を受賞(13部門ノミネート)。ミランダは映画版でも原案・製作・作詞・作曲・出演を兼任した。監督は『クレイジー・リッチ!』(2018)のジョン・M・チュウ

すでにアメリカでは「新旧の偉大なミュージカル映画を想起させつつ、大きな飛躍を感じさせる」「今必要な希望のメッセージが込められている」「オスカー間違いなし。10年に1本の傑作ミュージカル」との絶賛が続出。アリアナ・グランデは「なぜこれほど美しく完璧なのかが理解できないくらい。驚くほどの出来栄え」、ヒュー・ジャックマンも「圧倒された。演技もダンスも音楽も演出も信じられないほどに素晴らしい」と称えた。米Rotten Tomatoesでは96%フレッシュを記録している。

映画『イン・ザ・ハイツ』は2021年7月30日(金) 全国ロードショー

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THE RIVER編集部THE RIVER

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