ディズニー/ピクサー『インクレディブル・ファミリー』アニメ史上最高の初動記録を米国で達成 ― 『シビル・ウォー』超え、歴代第8位に

ディズニー/ピクサー製作『Mr.インクレディブル』(2004)の14年ぶりとなる続編映画『インクレディブル・ファミリー』が、米国にてアニメ映画史上最高のオープニング成績を樹立した。

2018年6月15日(現地時間)に米国公開を迎えた本作は、公開後3日間で米国興行収入1億8,000万ドル(推定)を記録。これまでアニメ映画として最高の初動記録を保持していた、同じくディズニー/ピクサー製作『ファインディング・ドリー』(2016)の1億3,500万ドルを大きく引き離して王座に就いたのである。


また特筆すべきは、『インクレディブル・ファミリー』が米国におけるオープニング成績で歴代第8位にランクインしたことだろう。ディズニー映画としては実写版『美女と野獣』(2017)の1億7,475万ドルを超えたほか、ヒーロー映画として『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)と『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の間に収まっているのだ。米Deadline誌は、最終的な米国興収成績は5億~6億ドルになるものと見込んでいる。

では、なぜ14年ぶりの続編となった『インクレディブル・ファミリー』がこれほどのロケットスタートを記録したのか? 同じくDeadline誌は、本作が幅広い客層にアプローチできたこと、またヒーロー映画が隆盛を極める昨今の状況を踏まえて、ファミリーのみならずヒーロー映画ファンにも目を向けたプロモーションに取り組んだことが功を奏したのだと分析している。
ちなみに米ComScore社の調査によれば、『インクレディブル・ファミリー』の観客は66%が25歳以下とのこと。18~24歳が40%、13~17歳が26%という内訳だそうだ。小さいころに『Mr.インクレディブル』を観た若者たちが、特に劇場へと足を運んでいるものとみられる。

 

なお『インクレディブル・ファミリー』は米国以外にも海外25市場で封切られており、2018年6月17日(米国時間)の時点で5,150万ドルを記録。したがって累計のオープニング成績は2億3,150万ドルとなる。巨大市場である中国での公開は6月22日に控えているため、翌週以降、さらなる変化が生じる可能性もありそうだ。

映画『インクレディブル・ファミリー』は2018年8月1日より全国ロードショー

『インクレディブル・ファミリー』公式サイト:https://www.disney.co.jp/movie/incredible-family.html

Sources: Variety(1, 2), Deadline, Box Office Mojo
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