『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』吹替版、インディ役・村井國夫が続投 ─ 坂本真綾、大塚明夫ら参戦

ハリソン・フォード最後のインディ・ジョーンズ役となる最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の日本語吹替版で、“レジェンド”村井國夫がインディ・ジョーンズ役の吹替を担当することがわかった。あわせて声優陣の一部が発表されている。
『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』(1981)からインディ役の吹替を担当してきた村井は、2023年6月30日(金)に日本テレビ系「金曜ロードショー」で初放送となる第4作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』(2008)の吹替新録版で、無事にシリーズ過去作のインディ役をすべて完遂。ハリソン演じるインディ・ジョーンズの集大成で、多くのファンから絶大な支持を集める声を再び吹き込む。
そのほか吹替版には、インディと行動を共にするヘレナ(フィービー・ウォーラー=ブリッジ)役に、人気声優・歌手の坂本真綾。アントニオ・バンデラス演じる謎のキャラクター、レナルド役にはベテラン声優の大塚明夫。過去作でもインディをサポートしてきた発掘屋サラー(ジョン・リス=デイヴィス)役を、「ONE PIECE」ジンベエ役などで知られる宝亀克寿。インディやヘレナと行動する少年テディ(イーサン・イシドア)役を、子役・声優の木村皐誠が担当する。
なお、マッツ・ミケルセン演じる悪役フォラーほかの吹替声優は追って発表される。
このたび発表された声優陣からのコメントは以下の通り。
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』吹替声優コメント

村井國夫(インディ・ジョーンズ役)
男(わたし)は夢を見た。それは冒険の夢。アマゾンであり、アンデスであり、また、エジプトだった。今迄、行ったことの無い場所だ.そうだ、インディの映画を見たからだ.夢は世界を駆け巡る.男は少年の頃、檀一雄の小説、「夕陽と拳銃」が好きだった。大陸に行き、馬賊になる夢想をしていたこともあった。そして今、男はインディの声の吹き替えを受け持っている.これが最後のインディか、男は悲しみと惜別の思いで、ハリソン・フォード演じるインディ・ジョーンズに別れを告げた。
坂本真綾(ヘレナ役)
子供の頃から見てきたハリソン演じるインディ・ジョーンズがこれでラストになることには寂しさを感じますが、その特別な場に私も居合わせることができるなんて本当に光栄なことです。博学で好奇心旺盛なヘレナは、豪快でちょっと生意気なところもあって、年上のインディにも遠慮のない態度です。何かたくらんでいるときのいたずらっぽい笑顔がとても魅力的でどんどん惹かれていきました。あの有名なテーマ曲が流れてくると無条件に気持ちが高まり、インディと一緒に冒険している気分になれます。劇場の大きなスクリーンで見るのが待ちきれません。
大塚明夫(レナルド役)
皆さんお待ちかね!あのインディ・ジョーンズが帰って来た!
お歳を召されたとはいえさすがインディ、お茶目な魅力と色気は衰えませんね~ヒロインもクセが強くて素敵です。ハマっちゃうかも!
そして今回はアントニオ・バンデラス氏も参加してます。
彼はほんとに芝居が好きなんだなぁと実感します。どこに出てくるかはお楽しみ♪
では皆さま、最後までごゆっくりお楽しみください。
宝亀克寿(サラー役)
最後と言われる作品にサラー役で参加出来た事は何か年代的にも万感迫るものがある。同時代を共に生きてきた。ルーカス監督の少年時代の冒険と夢を映画にしてくれた。一作目を見た時の興奮は今でも忘れられない。それからのシリーズ化、楽しみでワクワクしながら劇場に通った事を思い出してる。好きな役者ハリソン・フォードの元気な姿をこの目に焼き付ける為に劇場に行きます。
木村皐誠(テディ役)
今年は大きな作品に出る!と目標をかかげ。とは言え、まさかこんなにも世界的人気を誇る作品に…夢の様です!テディは、すでに大人社会で生活しているしっかりもの。その中に垣間見える子供らしさを大事に、細かな息遣いまで、緊張しながらも精一杯努めました。僕はストーリー展開に釘付けになりました!最高に面白いです!テディがどんな冒険に巻き込まれて、ドキドキ、ワクワク、ハラハラさせてくれるのか、皆さん是非楽しみに観に来てください!
映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は、2023年6月30日(金)公開。
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