『インディ・ジョーンズ5』予告編が米公開、若返りハリソンや眼鏡マッツ登場 ─ シリーズお馴染み要素たっぷりの必見映像

ハリソン・フォード主演、『インディ・ジョーンズ』シリーズ第5作の原題が『インディ・ジョーンズ・アンド・ザ・ダイアル・オブ・デスティニー(Indiana Jones and the Dial of Destiny)』となることが発表された。「運命のダイアル」を意味する。あわせて、初となる予告編映像も公開されている。
映像冒頭では、『インディ・ジョーンズ』シリーズでお馴染みの発掘王サラーがインディに「砂漠や海が恋しい。毎朝目が覚めて、今日はどんな素晴らしい冒険が待っているだろうとワクワクしていた頃が……」と語りかける。考古学者として教鞭をとるインディは「そんな日々はもう終わったのさ」と諭すが、サラーは「いや、終わっていないかも」と食い下がる。
「俺は魔法ってのは信じない。だが、これまで説明のつかない現象も見てきた」とのナレーションとともに、デジタル加工によってハリソン・フォードを若返らせた過去のインディの姿や、マッツ・ミケルセンがメガネ姿で演じる悪役フォラーも登場する。
本作の主な舞台は、アメリカとロシアの宇宙開発戦争下にあった1969年。マッツが演じるのは実在の元ナチス党員で、のちにNASAの技術者となったヴェルナー・フォン・ブラウンから着想を得ているという。
映像内には、『LOGAN/ローガン』(2017)のボイド・ホルブルックが演じる悪党・クレーバー役も登場。紙吹雪が舞う祝賀パレードは、1969年8月13日にニューヨークで開催されたアポロ11号発射の際の出来事だ。
『インディ・ジョーンズ』お馴染みのアイコニックなハットを手に取り、誰もが知る有名なテーマ曲が高らかに鳴り響く。遺跡探索、乗馬、ムチさばきなど、これぞ待望だったインディ・ジョーンズの大冒険が帰ってくる。
監督・脚本は『LOGAN/ローガン』『フォードvsフェラーリ』(2019)のジェームズ・マンゴールド。共演はアントニオ・バンデラス、フィービー・ウォーラー=ブリッジら。脚本は『フォードvsフェラーリ』のジェズ&ジョン=ヘンリー・バターワース、音楽は名匠ジョン・ウィリアムズが務める。スティーブン・スピルバーグはプロデューサーとして参加している。
『Indiana Jones and the Dial of Destiny』は2023年夏に日本公開。米国では2023年6月30日公開。
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