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『ドクター・ストレンジ』キウェテル・イジョフォー、『イコライザー』監督の新作SFに出演 ─ 無限転生集団「インフィニット」メンバー、転生を止めたい悪役

キウェテル・イジョフォー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/28636821225/

『それでも夜は明ける』(2013)『ドクター・ストレンジ』(2016)のキウェテル・イジョフォーが、『イコライザー』シリーズのアントワーン・フークア監督による新作SF映画『インフィニット(原題:Infinite)』で悪役を演じることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

物語の主人公は、“前前世の記憶に脅かされる男”エヴァン・マイケルズ。ある日、エヴァンは自分と同じ秘密を抱えた人々が結成した組織「インフィニット」と出会う。1世紀以上にわたって存在してきたインフィニットのメンバーは、転生を繰り返し、前世以前の完全なる記憶を利用して邪悪なる宿敵と戦ってきたという。彼らは統合失調症を患った男性の見る夢から、前世以前の記憶を取り出していたのだ。

報道によると、イジョフォーが演じるのはインフィニットのメンバーで、転生の繰り返しを止める方法を知り、記憶を自分の目的のために使おうと企む男。主人公エヴァンは『トランスフォーマー』『テッド』シリーズや『パトリオット・デイ』(2016)のマーク・ウォールバーグが演じるほか、『メイズ・ランナー』シリーズのディラン・オブライエンが「小さな役」で登場。そのほか『キングスマン』シリーズのソフィ・クックソン、日系アメリカ人女優カエ・アレキサンダー、『アトミック・ブロンド』(2017)のヨハネス・ハウクル・ヨハンソンが出演する。

脚本は『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』(2016)監督のジョン・リー・ハンコック、『Z Bull ゼット・ブル』(2018)のイアン・ショアが執筆。プロデューサーは『トランスフォーマー』シリーズなど多数の映画やドラマを手がけるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラらが担当している。

なお、本作は当初『アベンジャーズ』『キャプテン・アメリカ』シリーズのクリス・エヴァンス主演で企画が進行していたが、スケジュールの都合によりクリスは企画を離脱。後任者としてマークが起用されたという経緯がある。

映画『インフィニット(原題:Infinite)』は2020年8月7日に米国公開予定。撮影は2019年9月下旬、イギリス・ロンドンにて開始される見込みだ。

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Sources: THR, Deadline(1, 2), Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。