『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』がMCUのまだ見ぬ世界を開拓?さらなる映像表現にスタッフが意欲

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018年公開予定)は、大勢のヒーローが総出演する“マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の集大成”となる一本だ。今回、スタッフの一人がその驚くべき映像世界についていち早く教えてくれた。

Comicbook.comの取材に応じたのは、これまでのMCUで『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ドクター・ストレンジ』に関わってきたチャールズ・ウッド氏だ。過去4作品に続き、『インフィニティ・ウォー』にもプロダクション・デザイナーとして参加している。日本公開を1月27日に控える『ドクター・ストレンジ』では、ストレンジの屋敷サンクタム・サンクトラムから、予告編でも見られる“歪んだニューヨーク”までを手がけた、いわば映像づくりのキーパーソンである。

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ウッド氏は、『インフィニティ・ウォー』の脚本を読んだ感想を以下のように語っている。

「ページをめくるたび、目の前にあるものに驚かされたし、圧倒されたし、恐れを感じたよ。『ドクター・ストレンジ』と同様、この映画は(過去の)繰り返しではない作品だと思うよ。要するに、この映画には新しい世界がたくさん、たくさん登場するんだ」

『インフィニティ・ウォー』の脚本には、ウッド氏にとっての“課題”がたくさん詰まっていたようだ。それもそのはず、多くのマーベル・ヒーローが登場する本作の舞台は、もはや地球だけにとどまらないだろう。地球を舞台にする『アベンジャーズ』、新時代のスペース・オペラである『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』、量子の世界へと潜っていく『アントマン』、次元を超えて戦う『ドクター・ストレンジ』など……。あらゆる作品のキャラクターが一堂に会するということは、それぞれの世界観が融合を果たすことでもあるはずだ。

もちろんマーベル・シネマティック・ユニバースは、あらゆる作品で、そのつど作品の世界観に非常に適した表現を採用してきた。ほんの一例を挙げるなら、たとえば『アベンジャーズ』ではダイナミックに大都市を破壊したかと思いきや、『シビル・ウォー』ではロケーションを限りなく活かして“人vs人”のアクションとドラマを魅力的に描いている。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』では壮大な宇宙空間や異星の風景が、その一方で『アントマン』ではなんの変哲もない生活空間が、圧倒的なスペクタクルとともに映像化されたのだ。

『アントマン』 http://www.artofvfx.com/ant-man-alex-wuttke-vfx-supervisor-double-negative/ (C) 2015 Marvel

『アントマン』
http://www.artofvfx.com/ant-man-alex-wuttke-vfx-supervisor-double-negative/ (C) 2015 Marvel

それでも『インフィニティ・ウォー』がこれまでの作品と一味も二味も違うのは、それらをひとつの世界観のもとで織り直さばならないという点だ。またウッド氏の「新しい世界がたくさん登場する」という言葉からは、『インフィニティ・ウォー』では、これまでの作品に登場しなかった世界が新たに加わることもわかる。そんな中で、いかにMCU作品としてのリアリティを守り、いかに観客に驚きと感動を与えるのか? ウッド氏の「恐れを感じた」という言葉には、その責任を負う者ゆえの重みがある。

そんな『インフィニティ・ウォー』のヒントになるのは、ウッド氏が例に挙げた『ドクター・ストレンジ』だろう。その独創的な映像表現とアクションは、すでに本国などで非常に高い評価を受けている。『インフィニティ・ウォー』が紡ぎ出す映像世界の一端は、きっと『ドクター・ストレンジ』で窺えるに違いない。もっとも『インフィニティ・ウォー』は、その“独創性”をも取り込んで、MCUのさらなる到達点を目指すことになるはずだが……。

映画『ドクター・ストレンジ』は2017年1月27日公開予定。『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年5月4日米国公開予定だ。

[注:本記事のタイトル画像は映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』のメイキング写真であり、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に関するものではありません。]

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source: http://comicbook.com/2017/01/17/exclusive-avengers-infinity-war-production-designer-teases-many-/
Eyecatch Image: http://www.cgmeetup.net/home/captain-america-civil-war-behind-the-scenes-2/
(C) 2016 Marvel

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1989年生まれ。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはわかりづらいまま、少しだけわかりやすくしてお届けできればと思っております。

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