『インサイド・ヘッド2』今年初の世界興収10億ドル突破、アニメ映画史上最速を達成

ディズニー&ピクサー最新作『インサイド・ヘッド2』の世界累計興行収入が10億ドルを超えたことがわかった。2024年公開映画初の大台突破となる。
米Varietyによれば、米公開から3週目を迎えた本作の世界興収は10億148万ドルを記録。北米で4億6,930万ドル、海外地域で5億4,550万ドルの内訳となっている。
10億ドルの大台突破は驚異的なスピードで、アニメーション映画史上最速だという。全米劇場所有者協会CEOのマイケル・オライリー氏は、快挙に対して「全米、世界中の映画館オーナーを代表して、ディズニーの『インサイド・ヘッド2』がアニメ映画史上最速で10億ドルを超えたことを祝福いたします」と声明を発表。「映画の素晴らしい世界的成功は、世界の観客が説得力のある楽しい映画に反応し、映画館で楽しみたいのだということを改めて示しております」と述べた。
米オープニング成績は2023年大ヒットNo.1映画『バービー』以来の記録。公開2週目にして、米ワーナー・ブラザースとレジェンダリー・ピクチャーズが手がける2024年No.1&No.2映画、『デューン 砂の惑星 PART2』と『ゴジラxコング 新たなる帝国』の世界興収をあっさりと上回っていた。
『インサイド・ヘッド2』では、思春期を迎え、高校入学という人生の大きな転機を迎えた少女・ライリーが主人公。ライリーを子どもの頃から見守って来た頭の中の感情・ヨロコビやカナシミたちの前に、ある日、シンパイ率いる“大人の感情”たちが現れたことで、感情の嵐が巻き起こっていく……。脚本は、前作から続投でメグ・レフォヴが担当。監督は『モンスターズ・ユニバーシティ』などでストーリースーパーバイザーとして実力を磨いてきたケルシー・マンが務める。
主要マーケットの一つである日本での公開は2024年8月1日(木)。今後の記録の伸びにも注目だ。
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Source:Variety