『インターステラー』IMAX緊急公開決定、ノーラン祭り最終作 ─ 『TENET テネット』最新映像も到着

クリストファー・ノーランの代表作『インターステラー』(2014)が、「ノーラン夏祭り」最後のラインナップとして2020年9月4日(金)より上映されることがわかった。IMAX®で2週間限定の緊急公開だ。今回のために制作された最新のIMAX®レーザー版で、興奮と感動の宇宙体験が甦る。
また、ノーラン祭りを経てのお目見えとなる最新作『TENET テネット』からは、最新映像を含む“レジェンド予告”映像が到着。『インターステラー』を含む過去の傑作群もふんだんに登場する65秒間、しっかりと目を凝らしてチェックしてほしい。
『TENET テネット』の日本公開を9月18日(金)に控えて、第1弾『ダークナイト』(2008)、第2弾『ダンケルク』(2017)、第3弾『インセプション』(2010)と展開されてきたノーラン祭り。そのラストを飾るのは、ラインナップ発表のたびに公開を熱望する声が上がっていた『インターステラー』だ。
アカデミー賞俳優マシュー・マコノヒーを主演に迎え、アン・ハサウェイやジェシカ・チャステイン、マイケル・ケインらとともにノーランが描いたのは、壮大な宇宙を舞台とする父娘の物語。環境の変化によって地球の寿命が尽きかけている近未来、人類は新たな星を探すことを決意する。生きて帰れるか分からない重大な使命を背負ったのは、幼い子供を持つ元エンジニアのクーパーと数少ないクルーたち。居住可能な惑星を探すため、彼らは前人未到の未開の地へ旅立った。人類の限界を超える任務の中、彼らは役目を果たし、愛する家族のもとに帰ることができるのか……。

ノーラン監督は極力CGを使用せず、リアルな表現にこだわって壮大な宇宙空間を表現。広大なトウモロコシ畑、宇宙船だけでなく、誰も見たことのない“五次元宇宙空間”すら創りあげた。制作にはノーベル物理学賞に輝いた理論物理学者キップ・ソーンも参加し、彼の理論に基づいて宇宙航行が描かれた。地球と宇宙で流れる“時間”のスピードが異なるという、科学的考証に基づいたギミックもポイントだ。
これまで『ダークナイト』『ダンケルク』『インセプション』『インターステラー』と続いてきたノーラン祭りだが、その正真正銘の最終作は、言わずもがな最新作『TENET テネット』だ。時間が“逆行”する世界を描く本作は、ノーランの集大成ともいわれているが、『インターステラー』に続いて物理学者キップ・ソーンが再び参加していることも見逃せない。なお『インターステラー』再上映では、すでに話題を呼んでいる約6分間の『TENET テネット』プロローグ映像も上映される。きちんと過去作を予習したあとは、来たる最新作に備えるべし。

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