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『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』不正ユーザーは即粛清、ジョブズ教の実態明らかに ─ 完全なるデザインを信仰、「いと高き価格を与え給え」

アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲
(C)2019 Iron Sky Universe, 27 Fiims Production, Potemkino. All rights reserved.

月面からナチスが侵略してくる大ヒットSFアクション『アイアン・スカイ』(2012)の7年ぶり待望の続編、『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』より、スティーヴ・ジョブズを崇める「ジョブズ教」の実態に迫った本編映像が到着した。もうなんも言えねえわ。

2047年、人類は核戦争によって荒廃した地球を捨て、月面基地に移住していた。その基地にて、主に富裕層から支持されている新興宗教が「ジョブズ教」だ。どことなく世界的クリエイターに似ているジョブズ教の教祖ドナルドによるミサでは、信者たちはみなiPhoneやiPadを持ち、崇高なるスティーヴ様と、その完璧に洗練されたデザインを信仰。「お祈りアプリ」を起動して、いつものようにお祈りを始めるのだった。

しかし、ドナルドはある異変を察知する。ひとりの信者が非正規アプリをインストールしていたのだ。「脱獄(ジェイルブレイク)だ!」と怒りをあらわにしたドナルドは、不正を働いた信者に“ハードウェアの破壊”という厳しい処分を通告。不正信者(ユーザー)は「スティーヴ様を信じます!」と救いを求めるが、彼の手にしたiPhoneには、スティーヴ様のイラストと「あの世にようこそ」の言葉が映し出され、あえなくデバイスは爆発する…。

(※ジェイルブレイク:iPhoneやiPadなどにおいて、非正規のアプリケーションを利用可能な状態にすることを指す。不正改造のこと。)

『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』

2018年、人類は月面ナチスの侵略に勝利するも、核戦争のため地球は荒廃していた。30年後、人々はナチスの建設した月面基地で生き延びるも、基地のエネルギーは限界に達し、人類は絶滅の危機に瀕していたのである。

そんなある日、地球から宇宙船が月に飛来。ロシア人の乗組員のほか、月面ナチス総統ウォルフガング・コーツフライシュが同乗していた。何の企みか、ウォルフガングは機関士のオビに人類を救う手段を打ち明ける。なんと地球の深部には未開の世界が広がっており、エネルギー源を集約する“聖杯”を持ち帰れば人類は救われるというのだ。人類を救うため、オビは仲間とともに“ロスト・ワールド”へと旅立つ。ところが、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界だった。ヤツらは人類絶滅を企て、恐竜とともに地底から攻めてくる…!

Facebookのザッカーバーグも登場

映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』は2019年7月12日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開

『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』公式サイト:http://ironsky-gyakushu.jp/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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