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「IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー」新予告編が米公開 ─ ペニーワイズとうとう出現、災厄が始まる

https://www.youtube.com/watch?v=oKa6u7LT0qE

スティーヴン・キング原作『 IT/イット』シリーズの前日譚ドラマ「IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。」の新予告編が米国で公開された。

シリーズは原作小説の「間奏」に基づき、27年ごとにデリーで起こる厄災を全3シーズン構成で掘り下げる構想。今回は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の27年前にあたる1962年を舞台に、田舎町デリーに秘められた過去と、ペニーワイズの起源が描かれる。

米軍基地で生活していたハンロン一家が、デリーの町に引っ越してきた。「基地に住んで8年になる。妻も、もう少し普通の生活をする準備はできていると思うから」と、夫のリロイは同僚たちに語る。しかし、妻のシャーロットは過去の生活を恋しがっているようだ。リロイは「だんだん慣れてきた。故郷のように思えるようになってきたよ」と言う。

もっとも、ふたりの息子は学校でいじめられているようだ。差別や暴力の気配が渦巻くなか、デリーにはもうひとつ、人々が口にしたがらない異変が起きている。ディック・ハローラン──スティーヴン・キング作品には『シャイニング』に登場し、『IT』原作小説でも言及された人物だ──は、リロイにこう語る。「25人が消え、そのうち7人は死んだ。ほとんどが子どもだ」。

彗星らしきものが落下し、子どもたちが探検しにやってきた下水道には、赤い風船を手にしたペニーワイズが姿を見せる。これは、このあと起こる災厄のほんの序章だ。

IT/イット:ウェルカム・トゥ・デリー
© 2025 WarnerMedia Direct Asia Pacific, LLC. All rights reserved. HBO Max and related elements are property of Home Box Office, Inc.

製作総指揮&ショーランナーは映画2部作のアンディ&バルバラ・ムスキエティ。共同ショーランナーは『IT/イット』第2作のプロデューサーを務め、リッチーのマネージャー役も演じたジェイソン・フックスが担当し、アンディは全9話中4話の監督も務める。

映画版でペニーワイズ役を演じたビル・スカルスガルドが続投し、製作総指揮を兼任。共演は『マ・レイニーのブラックボトム』(2020)のテイラー・ペイジ、『バビロン』(2022)のジョヴァン・アデポ、『12モンキーズ』(1995)のマデリーン・ストー、『ゴジラvsコング』(2021)のクリス・チョーク、『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(2019)のジェームズ・レマーほか。

ドラマ「IT/イット ウェルカム・トゥ・デリー “それ”が見えたら、終わり。」は2025年10月27日(月)よりU-NEXTにて独占配信。

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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