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1分でわかる『IT/イット THE END』を観る前に ─ 前作の復習から、飛び出すペニーワイズまで

IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。
©2019 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

巨匠スティーヴン・キングの傑作ホラー小説を映画化した『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の続編にして完結作、『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』が2019年11月1日(金)に公開される。このたび、IT=“それ”の謎にまつわる“27の日”に、特別映像「1分でわかる!『IT/イット THE END』を観る前に」が到着した。

子供が消える町に、“それ”は現れる。静かな田舎町で連続児童失踪事件が再び発生し、幼少時代に“それ”の恐怖から生き延びたルーザーズ・クラブの仲間たちには「COME HOME COME HOME(帰っておいで…)」という“それ”からのメッセージが届いた。彼らは27年前の約束を果たすべく町に戻るが、“それ”は、より変幻自在に姿を変えてルーザーズクラブを追い詰めていく。なぜ、その町では子供が消えるのか。なぜ、事件は27年周期で起きるのか。“それ”の正体と目的は何か。そして、彼らはすべてを終わらせることができるのか?

27年周期に現れる“それ”、殺人ピエロのペニーワイズは神出鬼没で自在に容貌を変化させ、子供のみならず大人をも恐怖のどん底に陥れる。白塗りのビジュアルにより、前作で強烈な恐怖とトラウマを観客に植え付けたのは俳優ビル・スカルスガルド。端正な顔立ちからは想像がつかない“それ”を、CGに極力頼らずに演じきった。

そのペニーワイズと戦うのが、自分たちを「ルーザーズ(負け犬)」と呼ぶ落ちこぼれの子どもたちで結成された「ルーザーズ・クラブ」。行方不明の弟を探すビル、父に怯える少女ベバリー、おしゃべり好きなリッチー、太った転校生ベン、喘息もちのエディ、ユダヤ司祭の息子スタンリー、火事で両親を失ったマイクの7人だ。弟を探して仲間たちと事件の謎を追い始めたビルは、“それ”こそが、すべての根源だと突き止めた。その夏、恐怖から生還した彼らは、「“それ”が再び現れた時には必ず戻る」という約束を交わす。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
前作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

1989年夏に起きた連続児童失踪事件と同じく、不審な事件が“27年後”の2016年に相次いで発生する。町に唯一残っていたマイクは、かつての仲間に連絡を取るが、自らを「ルーザーズ」と呼んでいた彼らも立派な大人へと成長していた。イギリスに住むビルは映画業界で脚本家として活躍、ベバリーはファッション業界で成功、リッチーは人気コメディアン、ベンは建築家として成功してビジュアルもすっかり整っていた。また、エディは保険会社のビジネスマンとして仕事に忙殺され、スタンリーは愛する妻と幸福な家庭を築いている。彼らは故郷のデリーに戻ることを決意するが、“それ”に打ち勝つ方法は、それぞれのトラウマに再び向き合うこと。過去と現在が交錯しながら、『グーニーズ』(1985)のような前作以上のアドベンチャーも待っている。

大人になったルーザーズ・クラブには、リーダーのビル・デンブロウ役に『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイ、ベバリー・マーシュ役に『モリーズ・ゲーム』(2018)などのジェシカ・チャステイン。成長したリッチーを演じるビル・ヘイダーには早くも世界中から称賛の声が集まっている。もちろん、前作からペニーワイズ役のビル・スカルスガルドとルーザーズ・クラブの子役たちも続投。アンディ・ムスキエティ監督と、脚本家のゲイリー・ドーベルマンも再登板した。

映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は、2019年11月1日(金) 全国ロードショー(IMAXⓇ/4D/吹替版 同時公開)。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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