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『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』ペニーワイズ役俳優、キャラクター人気に動揺 ― 続編への期待語る

(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

スティーヴン・キングの傑作ホラー小説を映画化した、2017年の大ヒット作品IT/イット “それ”が見えたら、終わり。。この映画で“恐怖の殺人ピエロ”ペニーワイズを演じたのは、『アンナ・カレーニナ』(2012)や『アトミック・ブロンド』(2017)、『デッドプール2』(2018)の新鋭ビル・スカルスガルド。1990年製作のテレビ映画版でティム・カリーが演じたキャラクターを一新し、現代のペニーワイズとして観客を震え上がらせた。

2018年7月現在、アンディ・ムスキエティ監督をはじめとした製作チームは、続編映画『It: Chapter Two(原題)』の撮影中。撮影への合流を控えたビルは、ペニーワイズや『IT/イット』という作品が世界中でこれほどの人気を得たことに動揺したことを米Collider誌にて明かしている。

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

ペニーワイズ、再び演じるのは「変な感じ」

『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の米国公開から、続編映画の撮影開始までは約10ヶ月。しかしその間に、このプロジェクトを取り巻く環境は大きく変化した。前作のスマッシュヒットは、いうなれば完全なる予想外だったのだ。ビルは、現在の状態をまるで予想していなかった、初めてペニーワイズを演じた際の思い出を振り返っている。

「(前作の撮影中は)僕がどう演じるのかは誰にもわからなかった。だから、すべてを予想するしかなかったんです。うまくいくのか、どんな反応が来るのかは僕にもわからなくて、演じるのはすごく怖かったですよ。でも、それは良いことでもあって。とにかく自分なりに演じましたし、誰にもどうなるのかがわからないから、どう演じるべきかを僕に教えられなかった。(当時は)ティム・カリーの演技から離れて、自分らしい不気味さにしようと思っていました。アンディ(・ムスキエティ)監督とはしっかり話し合いましたね。」

前作の公開後、映画は大きな話題を呼び、映画を象徴するペニーワイズ役のビルにも高い評価が集まった。それは同時に、ペニーワイズというキャラクターがひとり歩きしていくことでもあったのだ。

「(ペニーワイズは)すごくアイコニックなキャラクターになりました。スターになったんです。Instagramを見ると、みなさんや子どもたちがハロウィンにペニーワイズの格好をしてる。世界中でですよ。[中略]枠を飛び出して、(ペニーワイズは)みなさんのものになった。もはや僕ではないし、僕が自分自身を重ねられるようなものではありません。それを再び演じるんですから、ものすごく変な感じなんですよ。こんな経験が今後あるとは思いませんね。」

こうした変遷を受けて、ビルはペニーワイズを再び演じるために「自分自身(のペニーワイズ)を再び変化させている」という。しかし続編の準備を進めていく中で、ビルは自分自身の思わぬ側面に驚かされたそうだ。

「全編の脚本を(ほかの出演者と)読んで、何度かリハーサルをしたんですが、すでにペニーワイズが出てきていて驚いたんです。前作の撮影を昨日終えたみたいに、彼をすぐ出してこられたんですよ。(演じる)作業や準備、キャラクターの発見をほとんど直感的にやってるんですよね。それがすごく良かった。おかしな話ですけど、できるかぎり楽しみたいと思います。」

ちなみに続編映画『It: Chapter Two』でペニーワイズが相手にするのは、大人になったルーザーズクラブの面々。出演者にはジェームズ・マカヴォイやジェシカ・チャステインをはじめとした強力な顔ぶれが揃った。

「(今回は)カメラが回っていない時、大人の出演者みんなと過ごせる。そこに大スターがいるから変な感じ、夢みたいですね。僕やアンディ(監督)、子どもたちが作ったものの中に彼らが入ってきてくれた。[中略]みんな楽しんでいるし、僕も彼らと過ごすのはすごく楽しい。大人たちとの撮影は(前作とは)まるで違う体験になりますし、面白いでしょうね。全員が最高に優秀な人たちですから、いろんなものを作品にもたらしてくれると思います。」

映画『It: Chapter Two(原題)』は、2019年9月6日より米国公開予定

Source: Collider
(C)2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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