『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』US版新予告編、日本語字幕版が到着 ─ ペニーワイズの恐怖ふたたび

ホラー小説の巨匠スティーブン・キング原作、世界興収7億ドル突破の大ヒット作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(2017)の完結編『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』の米国版最新予告編(日本語字幕付き)が到着した。さらにスケールアップした映像と謎、そして恐怖をじっくりと堪能してほしい。
忘れていた“それ”の恐怖が、再び襲いかかる
前作『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』で“それ”との死闘を繰り広げた下水道に大量の水が流れ出し、誰かが溺れている。意識が朦朧とする中、手を差し伸べてきたのは“それ”だった……。
27年の時を経て、悪夢がふたたび甦る。故郷デリーに久々に戻ってきたルーザーズ・クラブの仲間たちだったが、7人だったはずのルーザーズ・クラブはなぜか6人だけに。スタンリー(アンディ・ビーン)の姿がないのだ。ただ一人、町に残ったマイク(イザイア・ムスタファ)は「この町を離れると、記憶が薄れていく。だが僕は残った、すべてを覚えている」と口にする。どうやら、他のメンバーは27年前の悪夢をあまり覚えていないようだ。ところが、町に戻ってきたことから忘れていた恐怖が呼び起こされ、ベバリー(ジェシカ・チャスティン)が「ペニーワイズ」とつぶやく。「“それ”がまた現れたら必ず戻る」と誓った、27年前の約束を守る時が来たのだ。
「27年間、お前たちをずっと待ち焦がれていた。たまらないほど」。再び牙をむく“それ”が、ビル(ジェームズ・マカヴォイ)を遊園地にあるピエロのアトラクション(FUN HOUSE)へと誘い出す。360度、鏡と透明の壁でできた迷路のような部屋で、ビルは少年を救い出そうと追いかける。しかし、懇願するビルの前で、“それ”は笑顔を浮かべて少年に襲いかかった。
また、大人になったルーザーズが対峙するのは自分自身のトラウマだ。ビルの目の前には、かつての姿のまま「お前のせいで僕は死んだんだ!」と叫ぶ弟ジョージーの姿が。ベバリーは血みどろになり、リッチー(ビル・ヘイダー)は赤い風船で空中散歩する“それ”を目撃する。前作の舞台となった廃洋館や下水道も登場し、暗闇では何かが渦を巻き、水中でも“それ”に襲われる。「みんな死んでしまう」「一生逃げられない」。この恐怖を、ルーザーズ・クラブは終わらせることはできるのか?

大人になったルーザーズ・クラブの面々には、リーダーのビル・デンブロウ役に『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイ、ベバリー・マーシュ役に『モリーズ・ゲーム』(2018)などのジェシカ・チャステイン。前作からペニーワイズ役のビル・スカルスガルドのほか、ルーザーズ・クラブの少年少女期を演じた子役たちも続投する。監督は前作に続き、『進撃の巨人』ハリウッド実写映画版にも抜擢されたアンディ・ムスキエティ。脚本もゲイリー・ドーベルマンが再登板した。
映画『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』は2019年11月1日(金)全国ロードショー。
『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』公式サイト:http://itthemovie.jp/
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