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『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』監督&マーベル社長が語るIMAXの魅力 ― 特別映像第1弾が公開される

https://www.youtube.com/watch?v=azx4iYYXUto

米IMAX社は、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の特別映像「IMAX® Behind the Frame – Episode1」を公式YouTubeチャンネルにて公開した。

すでに公開されている本編映像をIMAX上映と同じ画角(通常よりも26%広い)で観られるとともに、アンソニー&ジョー・ルッソ監督やケヴィン・ファイギ(マーベル・スタジオ社長)がIMAX上映の魅力をたっぷりと語っているこの映像、すでにIMAXでの鑑賞を計画されている方はもちろん、そうでないという方にもぜひ一度ご覧いただきたい…!

ケヴィン・ファイギ社長は、ありとあらゆる画面比率を検討した結果、「すべての情報を純粋に、一番大きく見せられるのがIMAXの映像だった」と述べる。「上下のフレームが見えなくなるような体験を全編味わってもらえます。あらゆるストーリーラインの集大成となる巨大な物語を、できるかぎり大きなフォーマットで描きたかったんです。」

こう語られているように、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』はハリウッド史上初、映画全編がIMAXカメラで撮影された作品だ。観客は開幕の瞬間からラストまで、その世界にじっくりと没入することができる……。

アンソニー&ジョー・ルッソ監督は、通常の上映よりも画面が大きく広がる、すなわちより広い空間を写すことができるというIMAXの特徴を最大限に活かして製作に取り組んだようだ。
「より多くの情報が映し出され、より充実したストーリーテリングを観ることができます。より多くのキャラクター、より鮮明な(ヒーローの)パワー、そして、より大きなスケールですね」と語るのはジョー監督。一方でアンソニー監督は、本作のヴィランであるサノスとヒーローたちの共演にIMAXカメラによる撮影が役立ったことを明かしている。

「この映画には、サノスのように人間より大きなキャラクターが登場します。大きさが異なるキャラクターを同じ画面に収めようとする場合、通常の画面比率では本当に大変だったりするんですね。決まったアングルや構図、レンズを使わなければならなかったりして。画面の高さが広がると、撮り方の選択肢が増えるんですよ。」

ケヴィン社長が強調するのは、とにかくIMAXならではの映画体験だ。「視界いっぱいに映像が広がって、境界があることも忘れて、映画そのものに入ってしまう」という特別な魅力は、全編IMAXカメラで撮影された本作ではとりわけ強い効果を発揮していることだろう。

「映画製作者として、多くの情報と映像技術を観客のみなさんには体験してほしいと思っています。IMAXによる画面の大きさは、アンソニー&ジョーにストーリーテリングのさらなる自由をも与えたわけですから。[中略]画面を観るのか、それとも世界を体験するのか、その違いを理解してもらえますよ。」

なおIMAX社による特別映像は、今回が「Episode 1」なので、今後も順次公開されていくものと思われる。どんな視点からその魅力が語られていくことになるのか、今後の内容にも注目だ。

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html

Source & Eyecatch Image: IMAX

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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