【ネタバレ】『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ストーリーの重要ポイントにルッソ監督が初言及

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、マーベル・シネマティック・ユニバースの集大成にして、その“始まり”を告げる作品だ。『アントマン&ワスプ』『キャプテン・マーベル(原題:Captain Marvel)』を経て、一連の物語は2019年公開『アベンジャーズ』第4作(正式タイトル)で決着を迎えるという。
米アイオワ州の高校を訪問したジョー・ルッソ監督は、本作の結末に秘められた、続編につながるキーポイントに初めて言及したという。すでにファンの間では「絶対に何かある」とささやかれてきた部分だが、わざわざ監督が触れたということは……いや、鵜呑みにしていいものか?
この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。すでに作品を鑑賞された方向けの内容となりますのでご注意下さい。なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。
https://www.youtube.com/watch?v=ET87HGsLEOk
衝撃の結末、続編に繋がるポイントは
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は衝撃の幕切れを迎えた。思惑通り6つのインフィニティ・ストーンを手中に収めたサノスは、指パッチンで宇宙の半分を消滅させてしまったのだ。ファンが長らく親しんできたヒーローたちは――スパイダーマンやブラックパンサー、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーを含めて――あまりにもあっけなく姿を消していく。
ジョー監督は、この結末を「最初からやるつもりだったんです。指パッチンの効果を、みなさんに観てもらったような方法で感じてもらいたかった」と語っている。
「これは映画を終わらせるためのクリフハンガー(編注:物語を宙ぶらりんにして終わらせる作劇方法)ではなく、指パッチンの先へと進ませる、エモーショナルなクリフハンガーなんです。まるでホラー映画のように、みなさんの愛するキャラクターが消えていくのを見せたかった。まさにカタルシス(編注:悲劇などによって、それを見た側の情緒が解放されること)で、これほどエモーショナルな反応を受けたのは初めてですよ。彼らが消えていったり、その様子を別の人物が見ていたりすることほど恐ろしいことなんて、みなさんは想像していなかったかもしれませんね。」
ジョー監督の「してやったり顔」が目に浮かぶようで思わず悔しくなってしまうところだが、彼はさらにこう続けている。
「どなたか、最後に誰が残っていたか気づきましたか? …そう、オリジナルのアベンジャーズです。面白いですよね、オリジナルのアベンジャーズなんですよ。」
すでにSNSなどでは、記念すべき『アベンジャーズ』(2012)当時の主力メンバーが消えていないことに気づいた観客から「確実に続編の布石」「ここから仲間を取り返していくのでは」などという予測がなされていた。わざわざこの発言を付け加えてみせたあたり、この人選こそが『アベンジャーズ』第4作のキーポイントであることはやはり間違いないだろう。ジョー監督の「してやったり顔」がやっぱり目に浮かぶ……!
なおジョー監督による発言は、アメリカ・アイオワ州の高校にて学生たちの質問に回答したもの。参加者によって書き起こしが公開されている。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国の映画館にて公開中。『アベンジャーズ』第4作は2019年4月26日(金)米国公開予定だ。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/