【ネタバレ】バッキー役セバスチャン・スタン『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』終盤の裏側語る ― ノリノリでスパイダーマンをイジる

映画『キャプテン・アメリカ』シリーズでバッキー・バーンズ/ウィンター・ソルジャー役を演じてきたセバスチャン・スタンが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』終盤の撮影舞台裏について語った。米フィラデルフィアにて開催されたWizard World Comic Conで、スタンによるサービス精神旺盛のトークが炸裂したのだ。
この記事には、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれています。すでに作品を鑑賞された方向けの内容となりますのでご注意下さい。なお、このページをSNSにてシェア頂く際は、記事内容に触れないようお願い致します。

セバスチャン・スタン、衝撃の展開に絶句
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のラスト、サノスは6つのインフィニティ・ストーンを手中に収め、指を鳴らして“世界の半分を消滅”させる。ヒーローたちも例外ではないのだが、その一人目として観客が目撃するのがバッキーの消滅なのだ。スティーブ・ロジャース/キャプテン・アメリカの名前を呼びながら出てきた彼は、膝をつくや砂のように姿を消してしまう。
秘密主義で知られる本作の撮影で、スタンは脚本を読むことが許されなかったそうだ。自身の“消滅”について、彼は思わぬ形で知らされたことを明かしている。
「バッキーは生きているつもりだったと思いますよ。“スティーブ…○×△…”って言いますし。撮影当日のことを覚えてます。僕のスタントマンで、この映画でスタント・コーディネーターをしているジェームズ・ヤングがやって来て、どんなシーンかを教えてくれたんです。“ここから歩いてきて、倒れる。すると消えていきますから”って。もう、“えっ、なにそれ?”でしたよ。(ルッソ)兄弟が教えてくれるって言うんで“わかった”って言いましけど、“これで終わりなのかな…”って思いましたね。」
しかし事態の顛末については、やはりスタン本人も教えてもらえなかったらしい。
「(アンソニー・ルッソ監督に)“これで終わりなんですか?”って聞いたら、“えーっと、どうだろう、どうかな”って言うんで、もう“わかりました”と。そんなふうに撮ったんです。……あ、でもアンソニー・マッキー(ファルコン役)も同じなのかとは聞きましたよ。“そうだよ、消えるよ”って言うんで、“よし、だったらオーケー”と(笑)。」
ユーモアたっぷりに撮影の裏側を明かしているスタンだが、ファンからの質疑応答ではその“魔の手”がトム・ホランド演じるスパイダーマンにも伸びた。
「“スティーブ…”の後、時間があったら何を言ってたんでしょうか?」という質問に対して、スタンは「スティーブ…気分が悪いよ…(I don’t feel so…)」と一言。スパイダーマンが消えていく際のセリフを直接イジって観客の爆笑を誘ったあと、さらに「スティーブ…僕のパスポートどこだっけ…」とボケを重ねている。
映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国の映画館にて公開中。『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』は2019年4月26日(金)公開予定だ。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』公式サイト:http://cpn.disney.co.jp/avengers-iw/
Sources: ComicBook.com(1, 2)
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore