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ドクター・ストレンジ、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で個人戦に挑む?アイアンマンとは「火花散らす」関係に

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で再びの本格登場を果たすのが、ベネディクト・カンバーバッチ扮するドクター・ストレンジだ。単独映画『ドクター・ストレンジ』(2016)で華々しいデビューを飾ったのち、『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)にゲスト出演した彼は、本作でさらなるヒーローとの共演に臨む。予告編を見るかぎり、初登場からおよそ1年半、3度目の登場とは思えない存在感が印象的だ。

6つのインフィニティ・ストーンを求めて地球へ襲来するという闇の帝王サノスを相手に、ドクター・ストレンジはどんな戦いを繰り広げるのか。そしてアイアンマンやスパイダーマン、スター・ロードとはどんな共演を見せてくれるのか。ジョー・ルッソ監督やカンバーバッチ本人が少しだけ語っている。

注意

この記事には、映画『ドクター・ストレンジ』のネタバレ、および『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』への言及が含まれています。

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ドクター・ストレンジ、個人戦に挑む?

Entertainment Weekly誌のインタビューに登場したカンバーバッチは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』での役割を問われると「言えませんよ(笑)」と一言。しかし、やはりカギとなるのは彼が持っている魔具「アガモットの眼」、すなわちタイム・ストーンといえそうだ。

「ストレンジは(物語へ)積極的に関わっていきます。すぐ近くにインフィニティ・ストーンがありますから、そのことがほかのキャラクターの苦境と同じく、彼を行動へ導いて、そして事が起こる(笑)。これだけ! 言えるのはこれだけです。」

この一方、ジョー・ルッソ監督は2017年夏に行われたインタビューにて、ドクター・ストレンジには彼独自のストーリーがあることも示唆している。

「ドクター・ストレンジは多くのキャラクターと同様、この映画に自分の世界を統合するキャラクターです。また彼には、インフィニティ・ストーンの所有者であるために個人的な課題も生まれます。サノスがストーンを目指しているということは、ドクター・ストレンジのところにもやってくるでしょうからね。」

先日公開された第2弾予告編では、“サノスの子どもたち”の一人、エボニー・モウによってストレンジが窮地に追い込まれているかのような場面を確認することができた。どうやらストレンジをめぐるストーリーのポイントは、ジョー監督がいうところの「ストレンジ個人の課題」となりそうだ。もしかして彼は、単身サノスの手下と対決することになるのか……。

また本作の見どころは、ストレンジが数々のヒーローと共演して活躍するという点にもある。カンバーバッチは、トニー・スターク/アイアンマンとの関係について少しだけ語ってくれている。

「面白い動きがたくさんありますよ。二人は常に引き合っているわけではないので、きっと火花を散らすことになるでしょうね。しかし同時に、お互いが抱えるもの以上に大きな目的のため、手を組むことになるんです。そのさなかには、いくつかジョークもありますね。」

カンバーバッチは、自身の役づくりのために『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の脚本全編を読むことが許された数少ない出演者の一人。ストレンジ個人のストーリーがあるにせよ、ほかのキャラクターとの関係をはじめ、全編にわたって重要なポジションを担っていることはどうやら間違いなさそうだ。

なおEW誌は、2019年『アベンジャーズ/エンドゲーム(邦題未定、原題:Avengers: Endgame)』以降に登場するとみられる、『ドクター・ストレンジ』続編映画の時期についても質問している。

「今はわかりません。基本の計画が決まっていないので、僕が予想するには限界がありますよ。」

映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は2018年4月27日より全国ロードショー

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』ウェブサイト:http://marvel.disney.co.jp/movie/avengers-iw.html

Sources: EW, ScreenRant

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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