『ジャック・リーチャー』ドラマ企画、主役に「Titans/タイタンズ」ハンク役アラン・リッチソンが抜擢 ─ 映画版の制作陣が参加

米Amazon Studiosにて企画されているアメリカの人気小説シリーズ『ジャック・リーチャー』のドラマ・リブートに、「Titans/タイタンズ」(2018-)や実写映画版『ミュータント・タートルズ』シリーズなどで知られる俳優のアラン・リッチソンが主役として起用されたことがわかった。米Varietyが報じている。
『ジャック・リーチャー』は、元米陸軍兵隊捜査官の放浪者ジャック・リーチャーを主人公とするアクション作品。過去に映画シリーズとして『アウトロー』(2012)『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(2016)が、トム・クルーズ主演で公開されている。2018年には、原作者のリー・チャイルドが「小説に忠実なキャスティング」にてTVドラマでのリブートを決意していた。
「小説に忠実なキャスティング」というのは、映画版で主演を務めたトムの容姿が、2メートル近い身長と100キロ以上の体重の大男として原作で描かれるジャック・リーチャーのイメージとかけ離れていたことを受けている。この度起用されたリッチソンの背丈は、188cmと高身長。2メートル超えとはいかないまでも、大男を表現するには申し分ない体格と言えよう。
本シリーズのシーズン1は、小説シリーズ第1作『The Killing Floor』を原作に制作されている。脚本・ショーランナー・製作総指揮を務めるのは、『パニッシャー: ウォー・ゾーン』(2008)「SCORPION/スコーピオン」(2014-2018)のニック・サントラ。ほか製作には、原作者のチャイルド、映画版からクリストファー・マッカリーとドン・グレンジャー、『ミッション:インポッシブル』シリーズのデヴィッド・エリソンとダナ・ゴルドベルクらが名を連ねている。
「Titans/タイタンズ」ハンク・ホール/ホーク役などで知られるリッチソンは、「ヤング・スーパーマン」(2001-2011)アクアマン役や実写映画版『ミュータント・タートルズ』シリーズのラファエル役など、様々なヒーローを演じてきた。ほか『ハンガー・ゲーム2』(2013)など、大作への出演経験もあり、今後の活躍が期待される俳優の1人だ。
Source: Variety