Menu
(0)

Search

『ジャック・リーチャー』ドラマでリブートへ ─ 映画版のトム・クルーズ、原作に比べ「背が低い」との声で

Photo by Mark Coggins https://www.flickr.com/photos/markcoggins/

累計6,000万部以上を売り上げているアメリカの人気小説シリーズジャック・リーチャー』がリブートだ。TVドラマシリーズ制作の動きが英The Guardianで報じられた。

同作は、トム・クルーズ主演で2012年に『アウトロー(原題:Jack Reacher)』として実写映画化。続くシリーズ2作目の『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』(2016)全米興行収入は、一作目対比わずか27%、5,870万ドルに留まっていた。

不発の原因のひとつとされるのが、原作シリーズのジャック・リーチャーとイメージが大きく異なるトム・クルーズの起用だ。原作のジャックは、2メートル近い身長と100キロ以上の体重の大男。公称172センチの小柄なトム・クルーズには大きすぎる。ファンの疑問の声は原作者のリー・チャイルドの耳にも届いており、The Guardianに対し「トム・クルーズの背が低すぎる、ということが主に書かれた手紙が山ほど届いた」と語っている。

「リーチャーの魅力の一つは、その威圧感。何もしなくとも、ただ部屋に現れただけで、周囲が不安になるような。トム・クルーズでは、こういったポイントが表現できませんでした。だから、原作の読者は(映画化の)当初から怒っていましたね。

原作者のリー・チャイルド。Photo by Mark Coggins

この反省から、リーは原作に忠実なキャスティングでTVドラマとしてのリブートを決意。「TVドラマの良いところは、映画化よりもスター重視のキャスティングをしなくてもよいところ。いわゆる”A-リスト”(=最高クラスの人々)から探さなくても良いというわけです。」

リーは、ドラマ化に向けての契約処理を2018年11月には完了させたいのこと。原作小説はこれまで全21作が登場しているが、1冊あたり10〜12時間分のエピソードでの映像化を望んでいるという。

この度のドラマ化で興味深いのは、実写映画化への原作ファンの不満の声もあり、原作者がより忠実な映像化を望んで動き出したことだ。(起用された役者に罪はないが、)このドラマが成功したとすれば、リー自身も言う「スター重視のキャスティング」の風潮に一石を投じることになるだろう。

Source:The Guardian
Eyecatch Photo:Mark Coggins

Writer

中谷 直登
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

ドゥーム・パトロール シーズン1

しくじりヒーロー奮闘記「ドゥーム・パトロール」、奇抜すぎる世界観ながら愛されるワケ ─ トラウマと向き合う者たち、DCドラマの新境地

スモール・アックス

ジョン・ボイエガ、レティーシャ・ライト出演、魂の人間ドラマ「スモール・アックス」 ─ 歴史を動かした「小さな斧」たちの闘志とは?

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

【予告編考察】『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』鍵を握るキャラ、決戦の行方、秘密を徹底予想 ─ 『ハリポタ』との繋がりに迫る

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密

これを読めば『ファンタビ』最新作の準備は万端、『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』を観る前にシリーズ前2作をおさらいしよう

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ

【考察】『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』クレタスの独房の壁、スパイダーマンやモービウスを示唆?360度動画とブルーレイ映像特典から考える

「ザ・ネバーズ<シーズン1>パート1」

「ザ・ネバーズ<シーズン1>パート1」能力者バトルを描く『X-MEN』の系譜継いだSFアクション ─ HBOの新たな自信作、魅力を大解剖

ドゥーム・パトロール

【ご招待】DCドラマ「ドゥーム・パトロール 」THE RIVER独占オンライン試写会に100名様 ─ はみ出し者たちの新ヒーロー・チーム活躍のアクションドラマ、当選者には特別プレゼントも

ガンパウダー・ミルクシェイク

【レビュー】『ガンパウダー ・ミルクシェイク』両極端MIX、カッコよくてカワイくてヤバイが混ざった刺激的な一杯

Ranking

Daily

Weekly

Monthly