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ジェームス・ディーン生誕90周年記念、『エデンの東』『理由なき反抗』『ジャイアンツ』主演作3本の期間限定上映が決定

ジェームス・ディーン 生誕90周年 記念上映
© 2021 Warner Bros. Japan LLC All rights reserved.

1955年、24歳でこの世を去った伝説の映画スター、ジェームス・ディーンの生誕90周年を記念して、彼が生涯で主演を務めた3つの映画『エデンの東』(1955) 『理由なき反抗』 (1956)『ジャイアンツ』(1956)が、2021年1月29日(金)から2月10日(水)までの期間限定で上映されることが決定した。60年以上の時を越えて、若き伝説がスクリーンに蘇る。

ジェームス・ディーンは、ブロードウェイの舞台に出演中、エリア・カザン監督に見出され、『エデンの東』の主役に大抜擢。一躍注目の的となったディーンは、その後ワーナー・ブラザースと立て続けに契約を結び、爆発的な人気と共にニコラス・レイ監督の『理由なき反抗』、ジョージ・スティーヴンス監督の『ジャイアンツ』で主演を務めた。

瞬く間にハリウッドスターの座を射止め、若者たちの心を鷲掴みにしたディーンに不幸が訪れる。『ジャイアンツ』の撮影をクランクアップして1週間後、1955年9月30日に自動車事故に見舞われたのだ。当時、24歳。人気絶頂の中での不慮の死だった。

それから65年の時を超えてもなお、青春の象徴として輝き続けるジェームス・ディーンは、2021年2月8日で生誕90年を迎える。これを記念して、ジェームス・ディーンが残した『エデンの東』『理由なき反抗』『ジャイアンツ』の3作品の期間限定上映が決定した。

また、この貴重な機会とあわせてジェームス・ディーンの特設サイトがワーナー・ブラザースにてオープン。上述のジェームズ・ディーン主演3作品の情報や、往年の名作、監督、俳優たちのアニバーサリー特集、歴代のアカデミー賞受賞作品の紹介などが行われている。貴重映像も公開されているので、是非ご確認いただきたい。

上映作品

『エデンの東』(1955)

エデンの東
© 1954 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ジョン・スタインベックの同名小説を原作に、巨匠エリア・カザンが監督を務めた本作は、複雑な感情渦巻く、ひとつの家族を描き出した1作。ディーンは父親の愛情に飢えた孤独な若者キャルを演じた。本作を機に、ディーンは一躍銀幕の寵児となった。

『理由なき反抗』(1955)

理由なき反抗
© 1955 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

ティーンネイジャーの社会や大人への不満、反抗を繊細に切り取った1作。『孤独な場所で』(1950)ニコラス・レイ監督の演出のもと、ディーンは荒ぶるティーンエイジャーを極限まで演じ切った。本作はアメリカ議会図書館の国立フィルム登録簿に加えられ、1998年にアメリカ映画協会が発表した「偉大なアメリカ映画 100」にも選出された。

『ジャイアンツ』(1956)

ジャイアンツ
© 1956 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.

エドナ・ファーバーのベストセラー小説を原作に、『陽のあたる場所』(1951)『シェーン』(1953)のジョージ・スティーヴンス監督が、家族の葛藤と当時の世相を描いた大河ドラマ。ディーンは、成り上がりの石油王ジェット・リンク役を演じた。大牧場主ジョーダン・“ビック”・ベネディクト役をロック・ハドソン、その妻レズリー役をエリザベス・テイラーが演じるなど、豪華共演が実現。アカデミー賞で10部門にノミネートされ、スティーヴンス監督はアカデミー賞監督賞を受賞した。

ジェームス・ディーン生誕90周年記念、期間限定上映は、2021年1月29日(金)〜2月10日(水)に、東京・新宿ピカデリーと大阪・なんばパークスシネマにて開催。新宿ピカデリーでは、4Kでの上映となる。

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THE RIVER編集部THE RIVER

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