『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ジェームズ・ガン、DC『ブラック・アダム』に誤って監督としてクレジット ─ ガン監督本人が報告
マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズなどのジェームズ・ガンが、DC映画『ブラック・アダム(原題:Black Adam)』の監督であると誤解されたことがあったようだ。
One of the crew members noticed this on the soundstage where we’re working. 😳 I know I direct a lot of comic book films, but I don’t direct ALL of them. pic.twitter.com/LL1yVUVLyR
— James Gunn (@JamesGunn) March 30, 2022
ガン監督は自身のTwitterに、「コードネーム:ホラス、プロデュース:DCエンターテイメント、監督:ジェームズ・ガン」と記された、『ブラック・アダム』のプレートらしき画像を投稿。「僕たちが作業しているサウンドステージで、スタッフのひとりがこれに気づいたんです。僕は数多くのコミック映画を監督していますけど、すべての作品を監督してるわけではありませんよ」とコメントを添えている。2枚目の画像は、『ブラック・アダム』の製作関係者がメッセージを書き込んだボードのようだ。
本人が言うように、ガンは数多くのコミック映画に関わっている。現在は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズの続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー/ホリデー・スペシャル(原題)』に取り組み中だ。また、DC映画『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)でもメガホンを取り、DCドラマ「ピースメイカー」でも指揮を執っている。マーベルとDC間を行き来するかのようにガンが作品を手がけているため、誰が監督なのか混乱した関係者が、誤ってガンを『ブラック・アダム』にクレジットしてしまったのかもしれない。
また、『ブラック・アダム』と『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』が米ジョージア州アトランタのスタジオにあるサウンドステージで撮影されたことも、さらに混乱の原因となったと考えられそうだ。
ちなみに、ドウェイン・ジョンソンが主演する『ブラック・アダム』でメガホンを取っているのは、『ラン・オールナイト』(2015)『ジャングル・クルーズ』(2020)などで知られるジャウマ・コレット=セラ。『ブラック・アダム(原題)』は2022年10月21日に米国公開で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)』は2023年5月5日に米国公開予定だ。
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