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『ジェイ&サイレント・ボブ』がリブート!「同じキャラ演じるのにリブート」(ツッコミ待ち)

ジェイ&サイレント・ボブ リブート

メタ要素満載の、というかほとんどメタ要素で成り立っていたと言っても過言ではない2001年のコメディ映画『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』のリブート(自称)の概要がわかった。主演のジェイソン・ミューズがComicbook.comのインタビューで語った。

『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』とは

『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』は、アメリカのポップ・カルチャー界で絶大な人気を誇るオタク映画監督ケヴィン・スミスによる作品。同監督の映画に脇役として登場し続けたおバカコンビ、ジェイとサイレント・ボブ(その名の通り、ほとんど喋らない)を主役とする、言わばスピンオフ作品だ。自分たちをモデルとしたコミック『ブラントマン&クロニック』が勝手に映画化されると知り、撮影現場をぶち壊しにハリウッドに乗り込む。ベン・アフレックとマット・デイモンもゲスト登場し、びっくりするくらい下らないネタで笑わせる。

整理が追いつかないほどに様々なメタギャグが散りばめられる同作は、タイトルからも分かるように、ケヴィンが熱愛する『スター・ウォーズ』ネタも多い。ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルも出演、役名は”コック・ノッカー”(意味はお察しください)で、サイレント・ボブとパチモンのライトセーバーで戦った。また、レイア姫役のキャリー・フィッシャーも登場し、ド下ネタに巻き込まれている。

『リブート』…、リブート?

全米公開から早16年が過ぎた2017年、同作が”リブート”されると語るジェイソン・ミューズ(ジェイ役)は、「脚本を読んだんですけど、素晴らしくて、超賢いんですよ」とニヤリ。しかし、そもそも”リブート”とはしばしば制作陣やキャストの一新を伴う再始動のことを指す。ケヴィン・スミスが(当然ながら)再び指揮を取り、ジェイソン・ミューズも(これまた当然ながら)続投する本企画は、”リブート”と言えないのでは…、などというツッコミは、ジェイ&サイレント・ボブの前ではナンセンスの極みである。

「今作は『ジェイ&サイレント・ボブ リブート』って言って、ジェイとボブがリブートするんです。面白いですよ。なんか“リブートなのに同じ役やっちゃうの?”って聞かれることがあるんですけど。実際はリブートではないですよね。ケヴィンは『ジェイ&サイレント・ボブ リブート』って呼んでます。僕たちはリブートを楽しんでます。脚本も最高。超面白いですよ。」

この『リブート』の内容についてジェイソンはケヴィン・スミス監督の意図を考慮し「どこまで話していいのかわからない」としながらも、「『ブラントマン&クロニック』要素も掘り下げられるし、オモシロ要素と新しい要素も盛り沢山」と語る。

またジェイソンは、「『ジェイ&サイレント・ボブ 帝国への逆襲』に出ていた人たちが戻ってくる」とも明かしている。もしや、ベン・アフレック、マット・デイモン、そしてマーク・ハミルをはじめとした豪華ゲストが再登場するのだろうか。前作には他にガス・ヴァン・サントやウィル・フェレル、トレイシー・モーガン、アラニス・モリセットなどといった面々が次々現れていたが…。

『ジェイ&サイレント・ボブ リブート(原題:Jay and Silent Bob Reboot )』は、2018年の公開予定とされる。日本でも劇場公開されれば嬉しいが、果たして?

Source:http://comicbook.com/2017/09/09/jason-mewes-jay-and-silent-bob-reboot-script/
Eyecatch Image:Rodrigo Kore https://www.flickr.com/photos/opk/99039052

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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