『ウォッチメン』のコメディアンを演じたジェフリー・ディーン・モーガンがフラッシュポイントのバットマンを演じたいと主張
『バットマンvsスーパーマン』にてブルース・ウェインの人格形成に重要な影響を与えた両親の死。ウェイン夫妻の内でトーマス・ウェインを演じ、『ウォッチメン』でも物語の象徴的キャラクターのコメディアンを演じたジェフリー・ディーン・モーガンがトーマス・ウェインが扮するバージョンのバットマンを演じることに強い意欲を見せていることが判明しました。
トーマス・ウェインがバットマンになった世界はバリーがリバースフラッシュの魔の手から母を救って歴史改変をした『フラッシュポイント』とダークサイドが率いるアポコリプスの軍によってスーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンが戦死し、世界が崩壊しかけている『EARTH 2』があります。どちらも映画『ジャスティス・リーグ』を撮影するザック・スナイダーにマッチした世界観です。
前者は犯罪によって狂った父の悲劇性を持ち、後者は自業自得の過ちによって妻を喪い、息子に絶縁された父であるトーマスがブルースからバットマンを引き継いだドラマ性があります。ジェフリー・ディーン・モーガンが演じたいのは『フラッシュポイント』のバットマン。ダークヒーローとして人気のブルース・ウェイン版バットマンをさらにダークにしたことで人気を誇っています。
ジェフリー曰く、彼は未だにバットマンを演じる野望を捨てておらず、いつでも『フラッシュポイント』のバットマンを演じることができるとのことです。ドラマDCユニバースにてついにバリー・アレンが『フラッシュポイント』を起こしたこともあり、映画で同じことをするのは考えにくいように思われるのですが、ジェフリーはザック・スナイダー監督と話をした際、監督直々にジェフリーなら素晴らしいバットマンを演じられると太鼓判を押されたそうです。
犯罪によって息子を奪われて殺人を辞さない凶悪なヴィジランテになったトーマス・ウェインのバットマン。『フラッシュポイント』世界がアトランティスの王者アクアマンとアマゾンの女王ワンダーウーマンが戦争を起こして世界が崩壊しかけているという設定もあり、ザック・スナイダーのダイナミックで暴力性の強いアクション描写によって、さらに絶望的な世界が描かれることでしょう。
Source: http://www.cinemablend.com/news/1565899/jeffrey-dean-morgan-has-an-awesome-idea-for-how-he-could-play-batman-in-the-dceu