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『アベンジャーズ』ホークアイ役ジェレミー・レナー、衝撃の本格歌手デビュー ― EDM界の気鋭サム・フェルトの新曲で

ジェレミー・レナー
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/14779748196/

映画『アベンジャーズ』シリーズなどのホークアイ役をはじめ、『ミッション:インポッシブル』シリーズや『ウインド・リバー』(2017)、『メッセージ』(2016)など、出演するすべての作品で高い注目を集める俳優ジェレミー・レナーが、突然の本格歌手デビューを果たした。

このたび、EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)界の新鋭として大きな注目を集めるDJ/プロデューサーのサム・フェルトが、ジェレミーをフィーチャリングした新曲「Heaven (Don’t Have A Name)」を発表。ジェレミーはこちらの想像を軽く超える美声を聴かせてくれている…!

突然の歌手活動開始に、米Comicbook.com「『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2008)の間、ホークアイは何をしていたのか? 音楽の世界に足を踏み入れていたのだ」と記し、さらにファンたちも「『インフィニティ・ウォー』にいなかったのも納得」「『アベンジャーズ4』の主題歌に決定」などといった反応を示している。さすがはホークアイ、いやジェレミー・レナー、愛されすぎている…!

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とはいえジェレミーを良く知るファンであれば、突然の本格歌手デビューに驚かない方も多いだろう。キャリアの初期においてジェレミーはバンド活動を行っており、ギターやキーボード、ドラムを操るミュージシャンとしての顔も持っているのだ。出演作『スタンドアップ』(2005)、『Love Comes to the Executioner(原題)』(2006)、『ジェシー・ジェームズの暗殺』(2007)では劇中で歌唱を披露している。

Billboardの取材にて、サム・フェルトはジェレミーを起用した経緯について「ジェレミー・レナーの映画や演技の大ファンだったんです。歌も歌えると聞いてオファーしました」と語っている。“ファンだったから”、理由はそれで十分なのだ。「レナーの映画的なボーカルと、サム・フェルトらしいサマー・サウンドが両方にじみ出るよう、数日かけてトラックを完成させました。ロマンティック、かつドラマティックなボーカルは最高ですね」。なおジェレミーは「新しい経験でした。好きになってもらえるといいな」Twitterにてコメントしている。

ちなみに2015年、ジェレミーは米国のテレビ番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」で、エド・シーランの楽曲「Thinking Out Loud」にのせてホークアイのスーパーパワーを歌い上げたことがある。こちらでは「みんな、僕のことをそんなに強くないと思ってる」「でも僕にもパワーがある、アーチェリー以外のこともできる」と歌い、完全に美声のムダ使いを聴かせてくれている。サム・フェルトによる「Heaven (Don’t Have A Name)」とあわせて、ぜひこちらもお聴きいただきたい。

Sources: Billboard, Comicbook.com, Jeremy Renner
Eyecatch Image: Photo by Gage Skidmore

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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