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『リアル・ペイン』ジェシー・アイゼンバーグ監督新作でA24再タッグ ─ ジュリアン・ムーア&ポール・ジアマッティ出演のミュージカル・コメディに

ジェシー・アイゼンバーグ
Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jesse_Eisenberg-62192.jpg | Remixed by THE RIVER

『リアル・ペイン〜心の旅〜』(2024、日2025)のジェシー・アイゼンバーグが、監督最新作(タイトル未定)でA24とタッグを組むことがわかった。米Deadlineなどが報じている。

既報によると、アイゼンバーグの新作はミュージカル・コメディ。あるシャイな女性が、地域のコミュニティ・シアターで上演されるミュージカルにひょんなことからキャスティングされ、役に没頭するあまり常軌を逸していく物語だ。アイゼンバーグは監督デビュー作『僕らの世界が交わるまで』(2021)でA24と組んでおり、今回が2度目の顔合わせとなる。

出演者は名優ジュリアン・ムーア、『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』(2023)のポール・ジアマッティ、『リトル・マーメイド』(2023)のハリー・ベイリー、『ボトムス ~最底で最強?な私たち~』(2023)のハバナ・ローズ・リューほか。ミュージカルの重鎮バーナデット・ピーターズ、『ディア・エヴァン・ハンセン』(2021)のコルトン・ライアンなど、主に舞台で活躍する俳優陣も多数起用されている。

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本作はオリジナル楽曲のミュージカルで、アイゼンバーグ自身が劇中曲の作詞・作曲を担当。音楽監修は『ラ・ラ・ランド』(2016)『イン・ザ・ハイツ』(2021)などのスティーブン・ギシュツキ、音楽エグゼクティブ・プロデューサーには舞台版『ハミルトン』『イン・ザ・ハイツ』などのビル・シャーマンという強力な布陣が揃った。

振り付けは同じく舞台版『ハミルトン』『イン・ザ・ハイツ』のアンディ・ブランケンビューラー。撮影監督には『ANORA アノーラ』(2024、日2025)のドリュー・アンドリュースが起用された。

プロデューサーには『リアル・ペイン~心の旅~』のエマ・ストーン&デイヴ・マッカリーとアリ・ハーティングが続投。2人の製作会社Fruit Treeは、「THE CURSE/ザ・カース」(2023)や『I Saw the TV Glow(原題)』(2024)でもA24とタッグを組んでおり、より濃密なコラボレーションが期待される。なお、エグゼクティブ・プロデューサーも前作のTopic Studiosが務める。

ジェシー・アイゼンバーグ監督最新作(タイトル未定)はすでに撮影中。公開情報が待たれる。

Source: Deadline, The Hollywood Reporter

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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