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ジェシー・アイゼンバーグ監督デビューへ ─ 出演はジュリアン・ムーアとフィン・ヴォルフハルト、製作にエマ・ストーン

Photo by Gage Skidmore / Georges Biard / Patrick L.

『ソーシャル・ネットワーク』(2010)や『ゾンビランド』シリーズなどで知られる俳優のジェシー・アイゼンバーグが、コメディ映画で監督デビューを飾ることがわかった。ジェシーの新たな門出を盛り立てる出演者には『アリスのままで』(2014)のジュリアン・ムーア、「ストレンジャー・シングス」(2016-)『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のフィン・ヴォルフハルト、プロデューサーには『ラ・ラ・ランド』(2016)のエマ・ストーンと、豪華なメンバーが集結している。米Deadlineが報じた。

『When You Finish Saving The World(原題)』という印象的なタイトルの本作で、ジェシーは脚本・出演を兼任する。2020年内に発売予定の自身の同名オーディオブックを原作に、母と息子の物語を描いていくという。

30年にも及ぶ時代設定が6部構成で展開されるオーディオブックは、新生児の息子との関係を繋ごうと努力する父ネイサン、人間関係や人生での自分の居場所を探す大学生レイチェル、自分がどこから来てどこへ向かうのかを理解しようと望むジギー、の3人家族に焦点が当てられる。現段階で映画の物語の詳細は不明だが、報道によると原作とは違った視点での展開になるという。ちなみにフィンは、オーディオ・ブックでも声の出演をしているそうだ。

『ゾンビランド』シリーズでジェシーと息の合った演技を見せたエマは、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2020)のキャリー・フクナガが手がけたミニシリーズ「Maniac(原題)」(2018)でプロデューサーを経験しているが、長編映画では本作が初となる。ほか製作には、米人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」の脚本家・監督のデイヴ・マッケイが名を連ねている。

デヴィッド・フィンチャー監督作品『ソーシャル・ネットワーク』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、一躍有名となったジェシーは、これまでに『グランド・イリュージョン』シリーズやDC映画『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)レックス・ルーサー役の怪演など、様々な役柄を演じ、個性派俳優としての地位を確立。本作を皮切りに、監督業にも本格的に力を注いでいくことになるのだろうか。

Source:Deadline

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。