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『グランド・イリュージョン3』に「絶対出たい」とジェシー・アイゼンバーグが復帰を熱望

ジェシー・アイゼンバーグ
Photo by Harald Krichel https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jesse_Eisenberg-62192.jpg | Remixed by THE RIVER

『ソーシャル・ネットワーク』(2010)のジェシー・アイゼンバーグが、代表作『グランド・イリュージョン』第3作への復帰を熱望している。自身が演じた主人公、J・ダニエル・アトラス役への思い入れを明かした。

『グランド・イリュージョン』は、マジシャン4人による「フォー・ホースメン」が奇術を駆使して大胆な計画に挑む犯罪映画シリーズで、2013年の第1作、2016年の第2作『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』に続く第3作が2024年春に始動することが決定済み。監督は『ゾンビランド』シリーズや『ヴェノム』(2018)のルーベン・フライシャーが務める。

Colliderの取材にて、ジェシーは「(『グランド・イリュージョン』シリーズが)大好き。絶対3作目にも出たい」と明言。現時点で第3作のキャストは発表されていないが、復帰の意志を示した。いわく、J・ダニエル・アトラス役はジェシーにとって特別なキャラクター。役柄になりきる“メソッド演技”が好きではないというジェシーだが、アトラスは「自分が役柄そのもののように感じられる一番の機会」だという。

「僕は演技を仕事にしている本物のパフォーマーで、このキャラクター(アトラス)もパフォーマーの役柄です。ただし、彼は自信満々のパフォーマーですが、僕自身は自分に自信がありません。だから出演した映画はまったく観ないし、写真も見たくない。そんな僕が、自己肯定感の高いパフォーマーになって演技をするのは、自分にとって最もメソッド演技的なこと。撮影現場ではふんぞり返っていると思います。」

これこそ、ジェシーが『グランド・イリュージョン』を愛し、復帰を望む最大の理由なのだ。「演じる役柄がそうであるからこそ、パフォーマーとしての自分に安心できるし、心地よさを感じられる」唯一の機会なのだとジェシーは語る。

『グランド・イリュージョン』シリーズにはジェシーのほか、ウディ・ハレルソン、マーク・ラファロ、デイヴ・フランコ、リジー・キャプランらが出演。ジェシーとウディは、第3作を手がけるルーベン・フライシャーと『ゾンビランド』シリーズでもタッグを経験済みとあって、2人の復帰にも期待がかかる。春の正式始動を控え、キャストの発表を楽しみにしたい。

第3作の脚本は『アメリカン・ハッスル』(2013)のエリック・ウォーレン・シンガー、『レゴバットマン ザ・ムービー』(2017)のセス・グレアム=スミスが執筆。米国公開日は現時点で未定となっている。

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Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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