押井守『人狼 JIN-ROH』韓国実写版、Netflixが海外配給権を獲得へ ― 実現すれば世界配信、米報道

話題の韓国映画『人狼(邦題未定、英題:Illang: The Wolf Brigade)』の海外配給権をまもなくNetflixが獲得することがわかった。同社が権利を取得できた場合、Netflixでの日本を含む全世界同時配信が実現する可能性が高い。米Variety誌が報じている。

この作品は、『機動警察パトレイバー』や『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』シリーズで知られる押井守が原作・脚本を担当した日本製のアニメ映画『人狼 JIN-ROH』(2000)を韓国で実写映画化したもの。舞台設定を南北統一が実現した2029年の朝鮮半島へと変更し、パワードスーツで武装した特殊部隊(アニメでは「特機隊」)とテロリストの戦闘や内紛を描く。本作は予告編の映像などがSNSで大きな話題を呼んでいた。

報道によれば、Netflixは韓国版『人狼』の韓国以外での権利を取得するとみられているが、その配信日は現時点で未定。ワーナー・ブラザースは韓国での劇場公開を2018年7月25日に予定しているほか、本作は2018年9月にスペインで開催される「サン・セバスティアン国際映画祭」でも上映される。したがってNetflixでの世界同時配信が実現する場合も、その開始日は一連の上映以降になる可能性があるという。

韓国版『人狼』を手がけるのは、『箪笥』(2003)や『甘い人生』(2005)、『グッド・バッド・ウィアード』(2008)などで高い評価を受けてきたキム・ジウン。アーノルド・シュワルツェネッガー主演『ラストスタンド』(2013)でハリウッドデビューも果たした人物だ。出演者にはカン・ドンウォンやハン・ヒョジュ、チョン・ウソンといった韓国映画・ドラマファンにはおなじみの顔ぶれが揃った。

 

現在Netflixは韓国発のオリジナル・コンテンツに力を入れつつあり、人気コミック『恋するアプリ』のドラマ化のほか、李氏朝鮮を舞台にしたゾンビ時代劇『Kingdom(英題)』を準備中。鬼才ポン・ジュノ監督が手がけた韓・米合作のオリジナル映画『オクジャ/okja』(2017)はカンヌ国際映画祭のメイン・コンペティション部門にも出品された話題作だった。

映画『人狼(邦題未定、英題:Illang: The Wolf Brigade)』は2018年7月25日に韓国の劇場にて公開予定。海外配給権については続報に注意したい。

Source: Variety

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