J・J・エイブラムス製作「バットマン:ケープド・クルセイダー」8月1日より世界配信 ─ 『ザ・バットマン』マット・リーヴスも参加

J・J・エイブラムス、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』(2022)マット・リーヴス監督がプロデュースする、バットマンの新作アニメ「バットマン:ケープド・クルセイダー(原題:Batman: Caped Crusader)」が、2024年8月1日にAmazon Prime Videoにて配信開始となる。米Deadlineなどが報じた。
本作はアニメ版「バットマン」(1992-1995)を手がけたブルース・ティムが、再び「バットマンの神話を再構築する」一作。犯罪者や腐敗した政治家たちが横行する1940年代のゴッサム・シティでは、善良な市民が恐怖のなかで暮らしていた。かつて悲劇を経験した富豪ブルース・ウェインは、バットマンとなって正義のための戦いに挑む。その行動はゴッサム市警や行政のなかにいる味方を引きつけるが、同時に思いがけぬ事態を招き……。
シリーズは全10話構成で、Amazonは本作を240以上の地域で配信予定。リリース予定の発表にあわせて、DCはファーストルックを公開している。
この投稿をInstagramで見る
米Entertainment Weeklyによると、1940年代を舞台とする本作は、当時のフィルム・ノワール作品に影響を受けているとのこと。今回のハーレイ・クインはアジア系アメリカ人の設定となっており、普段はゴッサム・シティで働く普通の精神科医(ブルース・ウェインの主治医でもある)で、ジョーカーからは独立した形で登場する。
エグゼクティブ・プロデューサーには、J・J・エイブラムス、マット・リーヴス、ブルース・ティムのほか、コミック界の重鎮エド・ブルベイカー、数々のDCアニメに携わるジェームズ・タッカー、リーヴスの製作会社6th & Idaho Productionsのダニエル・ピプスキー、J・J率いるバッド・ロボット・プロダクションズのレイチェル・ラッシュ・リッチ、ワーナー・ブラザース・アニメーションのサム・レジスターが名を連ねている。
本作はもともとワーナー擁するHBO Maxが製作予定だったが、2022年8月にワーナーは「経済的・戦略的な問題」から製作を断念し、権利を他社に販売。AppleやHulu、Netflixなどが関心を示していたというが、最終的にAmazon Studiosが権利を獲得し、2シーズンが製作予定と報じられている。
▼バットマン の記事
新バットマン役、大物俳優たちがジェームズ・ガンにアプローチ ─ ダミアン・ウェインも登場なるか 「みんな演じたがる」 『ザ・バットマン2』新ヴィラン登場、「映画で誰もやったことのない」物語に ─ ブルース・ウェインの「過去と人生」掘り下げる 「とても興奮している」 『ダークナイト トリロジー』メタルケース&スチブ仕様の豪華ペーパープレミアム付で新発売 『バットマン ビギンズ』製作20周年記念 ジェームズ・ガンすら困惑、『ザ・バットマン』ロゴがなぜか新DCユニバース作品の現場で見つかる なんで? 『ザ・バットマン』黒人ゴードンへの差別的批判、「きわめて愚か」とジェフリー・ライト ─ 「リアルに描くなら現代を反映」 続編にも出演します
Source: Deadline, Entertainment Weekly