ザック・スナイダー監督、『ジャスティス・リーグ』完成版を未だ観ていない可能性

ザック・スナイダー監督が、自身が降板した映画『ジャスティス・リーグ』(2017)完成版を未だ観ていない可能性が改めて示唆された。

『マン・オブ・スティール』(2013)や『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』(2016)で、DCコミックス原作映画のダークでシリアスな方向性を決定付けたザック・スナイダーは、『ジャスティス・リーグ』の製作中、愛娘の死を受けて降板。製作は『アベンジャーズ』(2012)のジョス・ウェドン監督が引き継いだが、ザック監督のファンには残念な思いが残った。


ザック監督がかねてより愛用するSNS「VERO」に投稿したところによると、ザックは『ジャスティス・リーグ』の劇中に登場した重要な描写について無関与な様子であるばかりか、存在自体を知らないようなのである。

その重要な描写とは、ロシア人家族の存在。『ジャスティス・リーグ』クライマックスでは、ヴィランのステッペンウルフが地球に現れ、マザーボックスの力を発動して辺り一面を異性の環境化し支配を進めており、そこに取り残されたロシア人家族の存在があった。彼らは、”新米ヒーロー”として描かれたフラッシュが救出に挑み、ヒーローとしての第一歩を歩むための重要な仕掛けとなっていた。

ザック監督はSNS「VERO」でファンとコミュニケーションを取り続けており、このシーンついて言及されると「ロシア人家族とは?」「本当に、ロシア人家族って何のこと?」返信しており、『ジャスティス・リーグ』劇中に登場するロシア人家族の存在を全く認知していないことを示唆している。確かにロシア人家族が登場するシーンは、彼らを救出したフラッシュが「ドストエフスキー」とジョークを発する、その隣でスーパーマンがマンション建物ごと担いで空を飛ぶなど、ザックらしからず、明らかにジョス・ウェドンによるものと見られる快活なトーンが見られたものだった。

 

ザック監督は、これまでも『ジャスティス・リーグ』完成版に目を通していないことを示唆していた。2017年11月には、やはり「VERO」内でファンとやりとりを行った際、「正直に言うと、降板してから(『ジャスティス・リーグ』を)観ていないんですよ」明かしている

また、劇中に複数回登場した「ブランチ」に関するネタ ── 一度目はオタク気質なバリー・アレンがブランチについて「あと数時間待てばランチなのに」と不満を言う。二度目はミッド・クレジット・シーンにてフラッシュがスーパーマンと競争を行う直前に、「僕が勝ったら、みんなをブランチに招待するんだってね」とイジられる。── について尋ねられた際も「ブランチのネタって何のこと?」と戸惑った様子を見せていたのだ。

ザック監督はファンとのやりとりの中で、「僕はあのキャラクターたちが大好きだし、『マン・オブ・スティール』『バットマンvsスーパーマン』のファンや君のために映画を仕上げたかった」とも吐露している。

Source:CinemaBlend,CBR,Comicbook.com

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THE RIVER編集長。ライター、メディアの運営や映画などのプロモーション企画を行っています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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