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「ストレンジャー・シングス」スティーブ役俳優、バズる為ライブ配信で連続殺人犯す配車ドライバー演じる ─ スリラー映画米予告編

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「ストレンジャー・シングス 未知の世界」(2016-)スティーブ・ハリントン役で知られるジョー・キーリーが主演を務める新作スリラー『スプリー(原題:Spree)』の米予告編が公開された。「ストレンジャー・シングス」で見せる無邪気なスティーブからは一転、狂気に満ちたインフルエンサー演じるジョーの怪演ぶりに注目だ。

『スプリー』の主人公は、配車サービス企業Spreeのドライバーとして働くミート・カート(ジョー)。ソーシャルメディアで注目を集める為なら何でもしてしまうほど欲にまみれた23歳の青年だ。ある時、カートは人気獲得への近道として暴れ回る姿をライブ配信する計画を考案。その計画を“#thelesson”と名付けたカートは、自分の車にカメラ一式を設置、さっそくライブ配信を開始する。危険行為をすればする程人気が獲得できると思い込むジョーの欲望はさらに増していくそして、スタンドアップ・コメディエンヌとして活躍するジェシー・アダムス(サシェア・ザマタ)が車に乗り込んだ時、暴走するカートの運命が変わっていくことに…。

「僕を知らない人へ、準備して。だって僕を知ることになるから」。予告編は、好青年の風貌をしたカートによるカメラ越しの自己紹介からスタート。中年男性を後部座席に乗せたカートは、悪ふざけのつもりなのか左右から車が迫る十字路を急加速して通過する。さらに、吸入すると死に至る防水剤を水の入ったペットボトルに仕込み、中年男性の乗客に飲ませるカート。案の定、倒れた男性を見て、カメラに不気味な笑みとピースサインを見せる。

「自分自身を動画に記録しなかったら、存在しないということなんだよ」。ソーシャルメディアでの注目を欲するカートの行為はさらにエスカレート。何のためらいもなく車で人を轢いたり、小型ドリルや銃で乗客を脅したり…。「みんな僕をフォローしているじゃないか」。終いには、血まみれになりながらライブ配信を行う程の狂気ぶりを見せていく。「どこに行くの?」「君を家まで送っているんだよ」「私の家の方向じゃないよ、カート」「あー、君の家じゃないよ。僕の家に向かってるんだ」。映像は、カートの凶暴を止める鍵となる人物ジェシーとカートの会話で終わっている。

ライアン・レイノルズ主演『フリー・ガイ』にも出演するジョーは、本作で長編映画初主演を飾る。ほか共演者には、ジェシー役で「サタデー・ナイト・ライブ」や『インフィニット』(2016)のサシェア・ザマタ、『シックス・センス』(1999)ミーシャ・バートン、歌手アリアナ・グランデの異母兄妹として知られるダンサーのフランキー・グランデ、『スクリーム』シリーズなどのデヴィッド・アークエットらが参加している。監督・脚本・製作は、気鋭のフィルムメーカー、ユージーン・コトルヤレンコが務めた。スマートフォンによる撮影やライブ配信での物語展開など、従来の映像作品から一線を画した本作の演出にも注目だ。

ちなみに、ジョー扮するインフルエンサー、ミート・カートのInstagramアカウントがすでに作成されている。狂気に満ちた青年カートの活動が気になる方は、是非フォローしてみては…。

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Source: Collider

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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