スカーレット・ヨハンソン、『エクソシスト』新作に主演決定 ─ シリーズ新章でホラー映画デビュー

『アベンジャーズ』シリーズのブラック・ウィドウ役などで知られるスカーレット・ヨハンソンが、『エクソシスト』シリーズの新作映画に主演し、本格的にホラー映画デビューを果たすことが明らかとなった。米Deadlineが報じている。
この新作は、『エクソシスト』の世界を舞台にした全く新しい物語で、前作『エクソシスト 信じる者』(2023)の続編ではないという。これまでにスタジオは多くの有名俳優らと面談を重ね、ヨハンソンと協議をした結果、出演が決定したと伝えられている。関係者によると、いくつか今後のプロジェクトとスケジュール調整が必要だったものの、本作がヨハンソンの次作になる可能性が高いとのこと。
ブラムハウス・アトミック・モンスターとMorgan Creek、ユニバーサル製作による新作の詳細は発表されておらず、ヨハンソンが演じるキャラクターについても不明。脚本・監督は、『ジェラルドのゲーム』(2017)『ドクター・スリープ』(2019)などを手がけた現代ホラー映画の旗手、マイク・フラナガンが務める。
フラナガンは、「スカーレットは、ジャンル映画から夏の大作まで、魅力的な演技で地に足のついたリアルさを感じさせてくれる素晴らしい女優です。彼女が今回の『エクソシスト』映画に参加してくれることを非常に嬉しく思っています」とコメントしている。
プロデューサーとして、Red Room Picturesのフラナガンとアレクサンドラ・マジストロ、ブラムハウス・アトミック・モンスターのジェイソン・ブラム、Morgan Creek Entertainmentのデヴィッド・ロビンソンが参加。製作総指揮にはマジストロ、ブラムハウス・アトミック・モンスターのライアン・テュレックが名を連ねる。
『エクソシスト 信じる者』の北米興行収入は6,550万ドル、世界で1億3,620万ドルにとどまり数字が伸び悩んだため、『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(2025)でリブートに貢献したヨハンソンの参加でシリーズの復活が期待される。
ヨハンソンは近年、マーベル映画での活躍が目立っていたが、『マリッジ・ストーリー』(2019)でアカデミー賞主演女優賞、『ジョジョ・ラビット』(201)で助演女優賞にノミネートされるなど、高く評価されている俳優だ。演技派ヨハンソンの参戦により、『エクソシスト』シリーズに新たな風が吹き込まれるだろう。
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Source:Deadline






















