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『バック・トゥ・ザ・フューチャー』デロリアンの生みの親、伝説の光と影 ─ 伝記映画『ジョン・デロリアン』日本公開決定

ジョン・デロリアン
© Driven Film Productions 2018

SF映画の金字塔『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで“タイムマシン”として使用され、爆発的に有名になった自動車「デロリアン(DMC-12)」の開発に迫った映画『DRIVEN(原題)』が、邦題『ジョン・デロリアン』として2019年12月7日(土)に日本公開されることが決定した。

近未来的なオールステンレススチール・ボディに、象徴的なガルウイングドアを搭載したデロリアンは革新的な自動車だが、生みの親ジョン・デロリアンの名は、その車ほどはよく知られていない。大胆かつ斬新なアイデアで1960年代アメリカの自動車業界を席巻し、史上最年少で大手自動車会社の副社長にまで上り詰めたジョンは、“夢の自動車”を作るべく地位を捨て、人生を車に賭けて夢のために生きた男。会社倒産の危機を救うため、犯罪組織との麻薬取引にまで手を出した天才エンジニアは、次々と犯罪に手を染め、ハリウッドのセレブリティやビジネスパートナー、発明家、ついにはイギリス、アメリカ、スイスの政府から金を巻き上げていく。本作は、そんなジョン・デロリアンの人生で最も激動の時期を描き出す作品だ。


物語の舞台は1977年、南カリフォルニア。主人公のパイロット・ジムは麻薬密売の現場に踏み込まれ、罪を問われない代わりにFBIの情報提供者となる。ジムが引っ越した先に住んでいたのは、ゼネラルモーターズでポンテアック・GTOの開発に携わったジョン・デロリアン。美しい妻子と見事な家に住み、自らの会社を立ち上げ、革新的な車「デロリアン」を開発するジョンの人生はまさに“完璧”。しかしジョンの会社は新車開発でいくつものトラブルに見舞われ、ジョンは資金繰りに窮していく。それを知ったジムは、友人となったジョンを、麻薬密売の罪でFBIに売り渡そうと考えて……。

ジョン・デロリアン役は『ホビット』シリーズや『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014)のリー・ペイス。FBIとデロリアン、犯罪組織の間を立ち回る隣人ジム・ホフマン役は『モンスター上司』(2011)『なんちゃって家族』(2013)などのコメディ俳優ジェイソン・サダイキス、その妻エレンは『アントマン』シリーズでスコット・ラングの元妻ジミーを演じるジュディ・グリア、ホフマンを操るFBIのベネディクトに『アントマン』(2015)イエロージャケット役などのコリー・ストール、麻薬密売人には「ウォーキング・デッド」エイブラハム役のマイケル・カドリッツが揃った。監督はカルト的人気を誇る『穴』(2001)などを手がけ、英国アカデミー賞の受賞経験を持つニック・ハムが務める。

なお、撮影は1980年代初頭の建築物が多数残るプエルトリコで実施され、古き良きアメリカの雰囲気を見事に再現。現地には30台以上におよぶ本物のデロリアンやジョン・デロリアンが製作したGTOも登場し、伝説級の車が走りまわった。『ジョン・デロリアン』は、自動車、犯罪、裁判、友情、そして80年代セレブカルチャーなど映画的エンタテインメント要素満載の一本。夢を語るのが難しい今こそ、アメリカンドリームを掴みかけた男の人生は観客の胸を打つことだろう。

映画『ジョン・デロリアン』は2019年12月7日(土)新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

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THE RIVER編集部
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