『ジョン・ウィック:コンセクエンス』続編ドラマ決定、キアヌ・リーブス製作 ─ 映画第5作とは別企画、新旧キャラ融合の新時代描く

キアヌ・リーブス主演『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)の続編となる新ドラマ「John Wick: Under The High Table(原題)」が製作されることがわかった。米Deadlineが報じている。
情報筋によれば、本シリーズは以前報じられていた映画版シリーズ第5作とは別企画になるとのこと。物語は、キアヌ演じる主人公ジョン・ウィックの物語に区切りを付けた『コンセクエンス』の後からスタートするという。あらすじは以下の通り。
「ジョン・ウィックがハイテーブル(主席連合)の世界を微妙な立場に置き去りにした後、新たなキャラクターたちが名を揚げようとする一方、シリーズ不動のキャラクターたちは旧世界の秩序にこだわり続ける。本シリーズは新旧を合体させ、ウィックユニバースを新たな時代へと突入させることになる。」
本企画では、これまで主演を務めてきたキアヌ・リーブスと監督のチャド・スタエルスキが製作総指揮として復帰。スタエルスキは、パイロット版エピソードの監督も務める。脚本には、「Black Sails/ブラック・セイルズ」(2014-2017)のロバート・レヴィンが就任した。
“新旧”を融合させるということで、過去シリーズキャストの復帰も期待されるところ。現時点でキアヌは続投しない見込みとのことだが、企画には積極的に関与しているという。キアヌ、スタエルスキ監督のほか、製作総指揮には脚本のレヴィン、映画版プロデューサーのバジル・イヴァニクとエリカ・リーが名を連ねている。放送・配信先は決定しておらず、注目の企画なだけに熾烈な権利争いが予想される。
『ジョン・ウィック』ユニバースは拡大中。2023年にはシリーズ初の実写ドラマスピンオフ「ザ・コンチネンタル:ジョン・ウィックの世界から」が配信された。2025年6月にはアナ・デ・アルマス主演のスピンオフ映画『バレリーナ(原題)』が米公開予定。ほか、『コンセクエンス』で初登場したドニー・イェン演じるケインの単独スピンオフ映画やアニメシリーズ、メインシリーズ第5作も企画中とのことで、新時代の到来に胸が高鳴る。
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Source:Deadline