『ジョン・ウィック4』ローレンス・フィッシュバーンが続投へ ─ 脚本は「さらに深い」、ミスター・ワタナベなる新キャラ登場か

キアヌ・リーブスが主演を務めるアクションシリーズ『ジョン・ウィック』第4作に、第2作『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)からバワリー・キング役で出演しているローレンス・フィッシュバーンが続投することがわかった。フィッシュバーン自らが認めている。
フィッシュバーン演じるバワリー・キングは、裏社会の更に地下に潜む組織を率いるニューヨークの情報王として第2作から登場した。このたび米Colliderのインタビューに応じたフィッシュバーンは、バワリー・キング役の続投を認めた上で「あと2〜3ヶ月後以内にベルリンに向かわなければいけません」と話している。
これまで撮影は「2021年夏開始」とだけ伝えられていたが、フィッシュバーンによれば、遅くとも8〜9月にはスタートする模様。主要撮影地は、フィッシュバーンが言及したドイツ・ベルリンと、フランスになることが判明済み。ニューヨークと日本でも行われるという。
撮影開始に備え、フィッシュバーンはすでに脚本に目を通していることも明かしている。「とっても良いものになっています」と語るフィッシュバーンは、「前3作と同じ世界ではありますが、さらに深みを増しています」と予告。「暗殺者としての掟や、ミスター・ワタナベが演じているある人物との関係などについては、特により深い内容になっています。それこそが作品の核であり、魂でしょう」と続けた。
フォッシュバーンは「ミスター・ワタナベ」という役者を挙げたが、Colliderによれば「ミスター・ワタナベ」は俳優名ではなく、本作に登場するキャラクター名であるという。舞台のひとつが東京になることも判明しているが、「ミスター・ワタナベ」なる人物の正体が気になるところだ。
第4作には、主演のキアヌ・リーブスが続投するほか、新キャストとして『イップマン』シリーズのドニー・イェン、日本出身の歌手リナ・サワヤマ、『密航者』(2021)のシャミア・アンダーソンの参加が決定済み。また、『IT/イット』シリーズのペニーワイズ役で知られるビル・スカルスガルドが出演交渉中であることも伝えられている。
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Source: Collider