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『ジョン・ウィック』第4作、キアヌ・リーブスにスケジュールの問題か ─ 脚本未完成、『マトリックス4』撮影控える

ジョン・ウィック:パラベラム ジャパンプレミア
© THE RIVER

人気のスタイリッシュ・アクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの第4作(タイトル未定)にて、主演キアヌ・リーブスのスケジュールに問題が浮上しているという。コンチネンタル・ホテルのコンシェルジュ、シャロン役のランス・リディックが米Comicbook.comに明かした。

『ジョン・ウィック』第4作目について尋ねられたリディックは、「最後に聞いたのは、まだ脚本は出来ていないということです」とコメント。ただしそれは取材の約1ヶ月前、すなわち2019年10月ごろの状況とみられる。「(脚本の)作業に入っているのは知っているんですけどね」。

一方でリディックが懸念として語っているのは、再びキャリア最盛期を迎えているキアヌ・リーブスのスケジュールだった。

「スケジュールのことで言えば、キアヌは『マトリックス4』に出演するという契約を結んでいますし、『ビル&テッド』の新作も公開されますよね。3つのシリーズをやりくりしているんですよ。彼が次にやるのが『マトリックス4』なのか、『ジョン・ウィック』の次回作なのかは分かりませんけど。」

確かに、キアヌの新作をめぐる状況は少々ややこしい。『ジョン・ウィック4(仮題)』は2021年5月に米国公開予定だが、リディックによれば脚本は完成していないとのこと。一方、公開日未定の『マトリックス4』は脚本が完成しており、2020年初旬にも撮影が始まるとみられているのだ。ちなみに『ビルとテッド』第3作である『Bill & Ted Face the Music(原題)』は2020年8月に米国公開予定とあって、キアヌはその前後、プロモーションのために世界を飛び回ることにもなりそうだ。

現状判明している情報からのみ推測するに、キアヌは今後『マトリックス4』の撮影に参加したのち、『ビルとテッド』第3作のプロモーションに移り、2020年秋以降に『ジョン・ウィック4』を撮影するとみられる。ただしその場合、『ジョン・ウィック4』を2021年5月に公開できるかどうかが問題だ。もちろん、ここから状況が一転し、『ジョン・ウィック4』が2020年春に撮影され、『マトリックス4』が年の後半まで繰り下げられる可能性もある。

なお『ジョン・ウィック』シリーズは、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)に登場したバレリーナのスピンオフ映画や、第1作以前を描く前日譚ドラマ「ザ・コンチネンタル(原題:The Continental)」も進行中。ドラマ版の放送は『ジョン・ウィック4』以降と伝えられている。

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Source: Comicbook.com

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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