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『フェイス/オフ』ジョン・ウー、スタン・リー原作コミックを映画化へ ─『西遊記』が元ネタ

スタン・リー
©THE RIVER

『フェイス/オフ』(1997)や『レッドクリフ』シリーズなどのジョン・ウーが、スーパーヒーロー映画の製作を務めることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じている。

本作の原作である『モンキーマスター(原題:Monkey Master)』は、故・スタン・リーシャラド・デヴァラージャンが、2016年に完成させた未発表のコミックシリーズだ。中国の小説『西遊記』の主人公として知られる、孫悟空から影響を受けている作品だという。

映画版の主人公は、アメリカ・ニューヨークの考古学者、リ・ヨン。モンキーキング(孫悟空)の古代の予言を発見したことから、インドに渡ることになる。そこで主人公は、モンキー・マスターというスーパーヒーローとなる秘められた力を覚醒することに。

スタン・リーは、2016年の原作完成時に同作について以下のように語っていた。

「私は常に、哲学的で伝統と道徳に富んだ中国やインドの文化に心を奪われていたのです。これまでにもさまざまな国籍と世界中の地域のスーパーヒーローや、ほかの惑星や銀河からのヒーローなどを、無数に描いてきました。ただ、『モンキーマスター』はよりユニークとなります。神話を織り交ぜた現代ヒーローであり、彼の武道と止められない超能力に世界中の観客が魅了されるでしょう。」

中国映画となる予定の本作の監督や脚本家は現時点では不明。もっとも報道によると、ジョン・ウーはプロデュースだけでなく、監督を務める可能性もあるという。ウーのほかプロデューサーには、デヴァラージャン、POW! Entertainmentのギル・チャンピオン、『レッドクリフ』(2008)のローリー・ティルキンが名を連ねている。

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Source: The Hollywood Reporter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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