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『ジョーカー2』ジョーカーが宇宙に行くアイデアもあった? ─ ホアキン・フェニックス、監督とのやり取りを明かす

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ホアキン・フェニックス主演『ジョーカー』(2019)の続編企画には、奇想天外なアイデアも存在した? 5年越しの続編『ジョーカー:フォ・リ・アドゥ』の公開を控え、英Empireにてフェニックスとトッド・フィリップス監督が明かした。

DCコミックス屈指の人気ヴィラン・ジョーカーの物語に基づく『ジョーカー』は、青年アーサー・フレックが狂気の道を転がり落ちていく物語。続編では、施設に収監されたアーサーがレディー・ガガ演じる女性リーに出会うようだが、具体的なプロットは明らかになっていない。

唯一のキーワードは「ミュージカル」だが、このジャンルにたどりつく以前、フェニックスとフィリップス監督はさまざまなアイデアを出し合っていたようだ。「前作を作っている最中から、ホアキンとは続編の話をしていました」と監督は言う。「僕たちはアーサーが大好きで、彼に惹きつけられていました。“アーサーにこんなことをさせるべきだ”と、冗談のような話をしていましたね」

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驚くべきは、演じるフェニックス自身がこれに乗り気だったことだ。「このキャラクターをより進化させてみたかったんです。彼はどんな状況にも放り込めるように思えて、どのように彼が行動するのかを見てみたかった」と言い、自ら『ローズマリーの赤ちゃん』(1968)や『ゴッドファーザー』(1972)という名作のポスターにジョーカーを加え、その画像をフィリップス監督に送っていたというのだ。「“もしもジョーカーが宇宙に行ったら?”なんてジョークも言っていたんです」

ともかく、フェニックスとフィリップス監督が“その後のジョーカー/アーサー・フレック”に強い関心を抱いていたことは確かだ。そうしたやり取りが、続編のストーリーやアイデアに結びついていったこともまた事実だろう。「これは無難な続編ではありません。だからこそ、僕たちにとっては非常に面白かった」と監督は予告している。

『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』にはホアキン・フェニックス&レディー・ガガのほか、共演者としてアーサーの隣人・ソフィー役のザジー・ビーツが前作から続投。新たに『メイズ・ランナー』シリーズのジェイコブ・ロフランド、『イニシェリン島の亡霊』(2022)のブレンダン・グリーソン、『ゲット・アウト』(2017)のキャスリン・キーナーらが出演する。監督は前作のトッド・フィリップスが続投する。

映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は2024年10月11日(金)公開

Source: Empire

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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