『ジョーカー』続編の撮影開始日が判明、まもなく始動

DC映画『ジョーカー』(2019)の続編となる『Joker: Folie à deux(原題)』の撮影が、2022年11月5日より正式に開始されることがわかった。
今回の情報は、ハリウッドで働く俳優やスタッフに求人情報を提供する米Film & Television Industry Allianceが公開したもの。撮影はロサンゼルスとニューヨークにて実施されるということで、撮影時期・撮影地ともに既報から大きな変更は生じなかったことになる。
同社は本作のあらすじもあわせて公開しており、いわく「ミュージカルとなる続編では、アーカム・アサイラムの精神科医であるハーレイ・クインが、患者の“ジョーカー”ことアーサー・フレックと恋に落ちる」とのこと。これを読むかぎりではコミックでおなじみのエピソードを踏襲することになりそうだが、なにしろ『ジョーカー』チームである、おそらくそのままの展開にはならないことだろう。
既報によると、『Joker: Folie à deux』はゴッサム・シティの精神病院「アーカム・アサイラム」を舞台とする物語で、ミュージカル要素が含まれる作品になるとのこと。副題の”Folie à deux”とは、ある者の妄想が別人に感染し、複数人で同じ妄想を共有することを特徴とする「感応精神病」を示すフランス語。
出演者はジョーカー/アーサー・フレック役のホアキン・フェニックスのほか、前作で隣人・ソフィー役を演じたザジー・ビーツも続投する見込み。新キャストとして、ハーレイ・クイン役を演じるとみられるレディー・ガガをはじめ、アーカム・アサイラムの患者役で『メイズ・ランナー』シリーズのジェイコブ・ロフランドが参加。役柄は不明だが、『ハリー・ポッター』マッドアイ・ムーディ役の名優ブレンダン・グリーソン、『ゲット・アウト』(2017)のキャスリン・キーナーも出演する。
監督・脚本は前作を手がけたトッド・フィリップス。共同脚本には前作のスコット・シルヴァーも復帰する。
映画『Joker: Folie à deux(原題)』は2024年10月4日に米国公開予定。
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Sources: Film & Television Industry Alliance, CBR