『ジョーカー2』ハーレイ・クイン役でレディー・ガガが交渉中か ─ ミュージカル映画になるとの情報も

ホアキン・フェニックス主演のDC映画『ジョーカー』続編『Joker: Folie à deux(原題)』に、レディー・ガガが出演交渉中であることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じた。
あくまでも正式な役どころは伝えられていないが、ガガはハーレイ・クイン役を演じるものと見られている。
ハーレイ・クインはアーカム・アサイラムの精神科医で、患者だったジョーカーと恋に落ち、パートナーとなるキャラクター。映画『スーサイド・スクワッド』(2016)ではマーゴット・ロビーが演じて人気を博し、単独映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』(2020)も制作された。
副題と見られる『Folie à deux』はフランス語で「二人狂い」または「感応精神病」の意味で、ひとりの妄想がもうひとりに感染し、同じ妄想や狂気を共有してしまうことを表す。このことから、続編ではジョーカーの他に別の重要キャラクターが登場するのではないかと見られていた。ハーレイ・クインが登場するのであれば、ジョーカーから狂気が感染し、ふたりで犯罪に手を染めていく物語が描かれるものと予想できる。
また、この続編がミュージカル映画になるとの情報も明らかになった。ホアキンはミュージカル映画『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』(2005)で歌唱やダンスを行っているほか、『容疑者、ホアキン・フェニックス』(2010)ではラップも披露している。歌手出身であるガガは、同じく米ワーナー配給の『アリー/スター誕生』(2018)でも歌唱を披露し、第91回アカデミー賞でアカデミー歌曲賞も獲得した。
なお既報では、トッド・フィリップス監督によって脚本を読むホアキンの姿が公開されていたが、この度の報道によるとホアキンと米ワーナーは現時点で正式な出演契約を締結したわけではないという。
Source:The Hollywood Reporter