ジョーカー、高笑いして真顔に戻る『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』新スポット映像が不気味

社会現象を巻き起こした衝撃作『ジョーカー』(2019)禁断の続編『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』より、IMAX版新スポット映像が公開された。ジョーカーの笑い声が不気味に響き渡る30秒だ。
前作『ジョーカー』で、社会に対して一方的な恨みを募らせていたアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は、ジョーカーと化して常軌を逸した凶行に走る。映画の出来事が現実か妄想だったかは釈然としないものの、アーサーは精神病院に収監されたようだった。
He’s Joker. Joker: Folie à Deux – only in theaters and @imax, October 4. #JokerMovie #FilmedForIMAX pic.twitter.com/8icpvpPi2M
— Joker Movie (@jokermovie) September 2, 2024
その続編となる『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』で、アーサーはスーツを着て警察の護送車の中にいる。「あなたは病んでいて、妄想に取り憑かれている」「怪物だ」という声が頭の中に響くと、高笑いを始めるアーサー。彼は完全に変人扱いされ、看守たちに囲まれたり、引きずられたり、雨の中一人で立たされたりしている。
天涯孤独のアーサーだが、この続編ではリー(レディー・ガガ)という名の女性が現れる。「彼は病んでなんかいない」と訴えるリーだが、果たしてアーサーの狂気もリーに及んでしまうのだろうか。ひとしきり笑い声をあげた後、突然真顔に戻るアーサーがなんとも不気味だ。
『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』にはフェニックス&ガガのほか、共演者としてアーサーの隣人・ソフィー役のザジー・ビーツが前作から続投。新たに『メイズ・ランナー』シリーズのジェイコブ・ロフランド、『イニシェリン島の亡霊』(2022)のブレンダン・グリーソン、『ゲット・アウト』(2017)のキャスリン・キーナーらが出演する。監督は前作からトッド・フィリップスが続投する。
果たして、この続編は喜劇か、悲劇か。『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』は2024年10月11日、日本公開。