『スター・ウォーズ』にも「マーベル スペシャル・プレゼンテーション」的な短編を ─ 『ハン・ソロ』脚本家が意欲

『スター・ウォーズ』シリーズの前日譚映画『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)で脚本を務めたジョナサン・カスダンが、ディズニープラス製作によるマーベルの「スペシャル・プレゼンテーション」的な短編作品を『スター・ウォーズ』で実現したいと意欲を示している。
これまでにディズニープラスは、マーベル・コミックのキャラクター、ウェアウルフ/ジャック・ラッセルを主人公とする52分の単独作品「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ウェアウルフ・バイ・ナイト」、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズから派生した41分のクリスマス番組「マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」を製作している。
米The Hollywood Reporterのインタビューで、カスダンは「ここ数ヶ月ほど、ディズニープラスにおけるストーリーテリングの可能性の形として、素晴らしい『ウェアウルフ・バイ・ナイト』に心惹かれているんです」と発言。「ルーカスフィルムが物語を伝えるために、短編や中編バージョンの形を取るのを見たいですね。それは間違いなく、キャラクターたちの未来の物語が息づける場所のように思えるんです」と語った。
「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は、マーベル・シネマティック・ユニバース史上初のモノクロ作品だったが、1時間弱の単独作品、かつ配信リリースという枠組みならば実験的な試みに挑みやすい。サブキャラクターや外伝にスポットライトを当てられるなど、可能性の幅は大きく広がるだろう。
ちなみにカスダンといえば、今も『ハン・ソロ』の続編を希望していることで知られる。いずれディズニープラスで、「ルーカスフィルム スペシャル・プレゼンテーション」として、『ハン・ソロ』の新たな短編作品が実現することを願うことにしよう。
Source: The Hollywood Reporter