Menu
(0)

Search

マイケル・B・ジョーダン、『クリード』シリーズの長期継続を熱望 ― 続編は「ただの復讐劇ではない」

クリード2
©2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

『ロッキー』シリーズの最新作として2015年に公開された映画『クリード チャンプを継ぐ男』は、のちに『ブラックパンサー』(2018)で世界中を熱狂させたライアン・クーグラー監督の代表作だ。
この映画で主人公アドニス・クリードを演じたのは、『ブラックパンサー』での演技も高く評価されたマイケル・B・ジョーダン。続編映画『クリード2』(2019年1月11日公開)を控えた今、ジョーダンは『クリード』シリーズの続行を強く望んでいる。

クリード2
©2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

Toronto Sunによる『クリード2』撮影現場の取材にて、ジョーダンは『ロッキー』シリーズへの思いを語っている。

「(『ロッキー』の)第1作を観たのは多分15, 6歳でしたね。勝ち目のない男の、すばらしい物語だと思いました。ありふれた男の物語を象徴していますよね。アメリカン・ドリームや一生懸命の努力、献身、情熱、ハートが力になるんです。絶対に諦めないし、逃げ出さない。僕はずっとファンだったんですよ。」

いまやアドニス・クリード=マイケル・B・ジョーダンは、師匠であるロッキー・バルボア=シルベスター・スタローンからバトンを受け取って『ロッキー』シリーズの最前線に立っている。そんなジョーダンには、スタローンと同じく『クリード』シリーズを長く続けたいという思いがあるようだ。
「スタローンは40年間ロッキーを演じていますが、アドニスも今後40年間は生きていくことになるんでしょうか?」という問いかけに、ジョーダンはこう応じている。

「僕が幸運ならばそうなるでしょうね。良い映画であるかぎり、作り続けていきたいと思っていますよ。僕はいつでも実際のところを把握しておきたいですしね。でも42年か…誰にもわからないですね。」

もっともアドニス・クリードの物語はまだ始まったばかり。『クリード2』では、かつて『ロッキー4/炎の友情』(1985)でアドニスの父アポロの命を奪ったイワン・ドラゴの息子であるヴィクトルが、アドニスの前に立ちはだかるのだ。続編のストーリーについて、ジョーダンは「ただの復讐劇ではありません」と強調する。

「ヴィクトルのストーリーは非常に重層的なんです。二人の男(アドニス、ヴィクトル)はいろんな面で似ていて…もちろんアドニスはヴィクトルとイワンに敵意を抱くんですが、そこには別のテーマがあります。成長や成熟、家族や受け継がれていくものの大切さがクリードを特別にしていくんですよ。ただの復讐劇ではありません。あらゆる物事についての映画です。僕たちがそういった教訓を理解してもらえるように作れれば、すごく特別な映画になると思いますね。」

映画『クリード2』は2019年1月11日(金)より全国ロードショー

『クリード2』公式サイト:http://www.creedmovie.jp

Source: Toronto Sun

映画『クリード チャンプを継ぐ男』 ブルーレイ&DVD好評発売中 好評レンタル中 デジタル配信中
©2015 METRO-GOLDWYN-MAYER PICTURES INC. AND WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 

Writer

アバター画像
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly