ジュード・ロウ&キャリー・クーン共演のスリラー、米予告編が公開 ─ 夫婦関係の崩壊を描く物語

『キャプテン・マーベル』(2019)などで知られるジュード・ロウ&『ゴーン・ガール』(2014)のキャリー・クーン共演、サンダンス映画祭で批評家から高い支持を得たスリラー映画『ザ・ネスト(原題:The Nest)』の米国版予告編が公開された。
本作の主人公は野心的な起業家・元商品ブローカーのロリー(ジュード)。1980年代、アメリカ人の妻アリソン(キャリー)と子供たちを説得して、母国イギリスの郊外にある邸宅を借りることに。念願かなって前職への復帰を果たしたロリーは、家族のために一頭の馬を購入するなど、順風満帆な日々を過ごしている。しかし、夫婦生活はやがて崩壊の一途を辿っていく……。
「ここから離れる必要がある」「何もかも上手くいってたんじゃなかったの?」。ただならぬ雰囲気を予感させる音楽が流れる中、ロリーとアリソンが引越しについて話し合っているところから予告編が始まる。「ここでは上手くいかないんだ」「これでもう4度目よ。お金の問題はないのね?」「それは心配ない」。住まいを移すことに決めた家族は、新たな生活を求めイギリスに向かうことに。
「完璧じゃないか。これこそ僕たちが求めていた生活だ」。邸宅を見て安心と喜びを実感する家族。しかし、幸せの日々はそう長くは続かなかったようだ。「君と居ると恥ずかしい」「あなたと居ると疲れる」。ロリーとアリソンが激しく言い争う姿が次々と映し出されていく。「家族のためにお金を稼いでるんだ」「家族のため?違うでしょ。自慢したいだけだよね」。「友達が居るわけでも家族が居るわけでもないのに、あなたにとって何がそこまで重要なの?」とアリソンの核心に迫る言葉に対して、遂に堪忍袋の緒が切れてしまったロリーが怒りをぶちまける。「これこそ、俺に相応しい生活だからだ!もっと手に入れても良いぐらいだ!」。お互いの怒りや不満を口にしたところで予告編の幕は閉じた。本編では一体、どんな展開を見せるのか。
出演者にはジュード・ロウ、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)でサノスの手下プロキシマ・ミッドナイト役のモーション・キャプチャーも担当したキャリー・クーンをはじめ、『はじまりへの旅』(2016)のチャーリー・ショットウェル、『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』(2017)のアディール・アクタルなどが参加。監督は『マーサ、あるいはマーシー・メイ』(2011)のショーン・ダーキンが務める。
映画『ザ・ネスト(原題:The Nest)』は、2020年9月18日に米国公開予定。
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Source: IndieWire