『ジャッジ・ドレッド』タイカ・ワイティティが再映画化 ─ 「ドレッド・ユニバース」展開目指す

俺が法律だ!『マイティ・ソー バトルロイヤル』(2017)などで知られるタイカ・ワイティティが、1995年のアクション映画『ジャッジ・ドレッド』新作映画を手がけることがわかった。米The Hollywood Reporterが報じた。
『ジャッジ・ドレッド』は近未来の荒廃した世界を舞台に、法の執行者「ジャッジ」として犯罪を裁く男の活躍を描くSFアクション映画。1995年公開のオリジナル版ではシルヴェスター・スタローンが主演を務めた。2012年にはカール・アーバン主演で再映画化されている。ジョン・ワグナーによる同名コミックが原作。
ワイティティがこの伝説的な題材を新たに長編映画化する。脚本には『アイアンマン3』(2013)『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019)や『フォールガイ』(2024)などアクション分野で活躍のドリュー・ピアース。
ワイティティとピアースは原作コミックに慣れ親しんでおり、互いに友人関係という。あらすじは不明だが、過去の映画版よりも原作コミックからよりインスピレーションを受け、世界観の構築とダークユーモアに重点を奥という。「ドレッドユニバース」の幕開けとして、さらなる映画やクロスプラットフォーム展開を目指すという。米Varietyによれば、配給スタジオは現時点で未定。
ワイティティはしばらくの間、日本の伝説的漫画『AKIRA』の映画化に取り組んでいたが、同作の映像化権利は講談社に戻ることとなり、ワイティティ長年の夢は叶わなかった。『ジャッジ・ドレッド』で新たな飛躍となることに期待したい。
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Source:The Hollywood Reporter,Variety