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『ジュラシック・ワールド2』で前作と『ジュラシック・パーク』が繋がる!2作目ゆえの課題、スピルバーグとの共同作業とは

映画『ジュラシック・ワールド2(仮題)』で、前作のコリン・トレボロウ監督に代わって登板するフアン・アントニオ・バヨナ監督。すでに確かな実力を発揮し、トレボロウから熱望された新鋭だ。もっとも今回もトレボロウが製作・脚本を担当しているためか、作品についてはトレボロウがよく発言しており、バヨナ監督自身は多くを語ってこなかった。

しかしバヨナ監督は、新作『モンスター・コール(原題)』のプロモーションで、『ジュラシック・ワールド2』に関するコメントを連発。『ジュラシック・パーク』(1993年)との関係や、シリーズ第2作ゆえの立ち位置、そしてスピルバーグとの共同作業についても明らかになったのである。

続編は『ジュラシック・ワールド2』であり『ジュラシック・パーク5』

取材で「続編は『ジュラシック・ワールド2』なのか『ジュラシック・パーク5』なのか?」と聞かれたバヨナ監督は、「とてもいい質問だね」と応じてから、その両方になると述べた。

「僕らが作ってるのは『ジュラシック・ワールド』の続編です。でも、より長いサーガの第5章であることも確かですよ。とても面白いし、常に油断できない。みなさんが求めるものと、ストーリーへ新たに取り入れるもののバランスを見つけなきゃいけないんです。『ジュラシック・ワールド』と『ジュラシック・パーク』の繋がりがわかるストーリーになると思います――前作以上に。」

また監督は、製作総指揮のスティーブン・スピルバーグと、プロデューサーのフランク・マーシャルとの共同作業についても明らかにしている。どうやら、両氏はかなり深く作品に関わっているようだ。

「思った以上に映画監督とのコラボレーションを体験していますよ。コリン・トレボロウだけじゃなく、スティーブン・スピルバーグやフランク・マーシャルもいる。僕らと同じように、続編は彼らの子どもでもあるんですよ。考えを共有して、ストーリーを面白くするため一緒に作業しています。」

『ジュラシック・ワールド2』がオリジナル版と前作を結ぶストーリーならば、きっとスピルバーグも作品に大きく貢献していることだろう。シリーズのテーマがいっそう深まるのではという期待も高まる。

ちなみにバヨナ監督は、「とても個人的なことも同時に描こうとしているんです。自分自身が詰まった映画になりますよ」とも話した。人気シリーズとしての熟成と、新鋭作家の感性は、どのように両立されるのだろうか……。監督自身が述べている「バランス」という言葉が重要になりそうだ。

ダークなのは「2作目」の宿命?

また『ジュラシック・ワールド2』は、以前から前作よりもダークで怖い作品になるといわれていた。バヨナ監督もこれを認めている。

「クリス・プラットは今回も間違いなくファニーでしょうけど、作品はよりダークになる。3部作の2作目は昔からダークなものですよね。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』しかり、『スター・トレックII カーンの逆襲』しかり。」

ただし監督は『ジュラシック・ワールド2』が、2作目ゆえの課題を背負っていることにも言及している。この“課題”こそ『帝国の逆襲』にも通じるポイントではないかと思われるが……。

「この映画は『ジュラシック・ワールド』で始まった物語の第2章であり、そして第3章へと開かれている作品でもあります。ストーリーへの取り組み方も、ストーリーが到達する地点もすごく面白いですよ。観客が予想していないところに向かう。これが続編を作ることのスリルですよね。」

なおバヨナ監督によると、映画『ジュラシック・ワールド2(仮題)』は2017年3月に撮影がスタートするとのこと。アメリカでの公開は2018年6月22日の予定だ。

sources: http://www.cinemablend.com/news/1584560/jurassic-world-2-will-be-both-a-jurassic-world-sequel-and-jurassic-park-5-says-ja-bayona
http://www.comingsoon.net/movies/news/785431-jurassic-world-2-filming#/slide/1
http://www.jurassicworld2movie.com/news/jurassic-world-be-darker-like-the-empire-strikes-back
Eyecatch Image: http://www.standbyformindcontrol.com/2015/06/jurassic-world-vs-jurassic-park/

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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