Menu
(0)

Search

ベン・アフレック版『ザ・バットマン』は驚きの新解釈、かつ「バットマンらしい」映画に!デスストローク役俳優が大興奮

映画『ザ・バットマン(仮題)』は、もはや説明不要のヒーローであるバットマンがDCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)に参入して初めての単独映画だ。この作品にヴィラン・デスストローク役で出演するジョー・マンガニエロが、映画の構想を「観客が驚く新解釈だ」と話した。

期待と不安が渦巻く『ザ・バットマン』

『ザ・バットマン』は、DCEUでブルース・ウェイン/バットマン役を演じているベン・アフレックが監督・脚本・主演を兼任する。共同脚本にDCコミックス幹部のジェフ・ジョンズが参加しており、万全の布陣で準備が進行中だ。

しかし『ザ・バットマン』には、なぜか早くも不穏な噂がつきまとっている。タイム・ワーナー社が公開の前倒しを示唆すれば製作スケジュールが不安視され(記事)、つい先日は「脚本に30の問題がある」とも報じられた(記事)。しかし、今回のマンガニエロの発言は、一連の不安を払拭するには十分なものだった。

不安を払拭する「スゴい映画」宣言

ジャーナリスト、マーク・マッデンのラジオ番組に出演したマンガニエロは、『ザ・バットマン』についてアフレックと会談したことを明かしている。

マッデン: 君には言わなきゃいけないな。アフレックの映画が待ちきれない、彼の作品はとっても面白いからね。君は彼についてどれくらい知ってる? 私は、彼が物事を新たに解釈するやり方が大好きなんだ――たとえば『ザ・バットマン』も、今までとは違う作品になると確信してる。

マンガニエロ: そう、その通りだよ。ベンと会って、役柄や映画のことについて話し合ったんだ。彼の解釈は斬新で、観客はきっと驚くと思う。マジで誰も通ってない道筋だし、“バットマンとは何者か?”を描くには不可欠なものだ。新しくもあり、同時によく親しまれたものになる。多くの人が喜ぶ方向にシリーズを導くと思うよ。骨太で、アクションが詰まってて、知的で、人々に愛されるバットマンの要素がすべて入った映画になる。

「シリーズ」という言葉が、これまでの映像版「バットマン」全体を指すのか、ベン・アフレックによる新『バットマン』シリーズを指すのか、DCEU全体を指すのかはわからない。しかしアフレックの構想は、きっと映画界に新たなバットマン像を打ち出してくれることだろう。そういえば『スーサイド・スクワッド』では、悪人目線から見た“恐ろしいバットマン”が注目されていたが……。

ちなみにマンガニエロは、すでにアフレックに対する全幅の信頼を表明している。

マンガニエロ: ベンはスゴい監督だよ。彼の前作(『アルゴ』)はアカデミー最優秀作品賞を獲ってる。彼自身も脚本でオスカーを獲った(『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』)しね。つまり…すべての要素が、マジでホントに超スゴい映画のために準備されてるのさ。スーパーヒーロー映画というだけじゃない、スゴい映画だよ。だからアフレックには、“俺は本当にラッキーだ。一緒に仕事して心配することはないと思う。あなたの映画が大好きだ、頑張りましょう”って伝えたのさ」

『ザ・バットマン』はただいま脚本作業が大詰めだと思われるが、アフレックとジェフ・ジョンズは一体どんな企みを用意しているのだろう? 「バットマン」ファンを納得させつつも、映画版の新たな地平を切り拓く意欲作に期待したい。

映画『ザ・バットマン(仮題)』は2018年公開とみられる。詳細の発表が待ち遠しいところだ。

source: http://batman-news.com/2016/11/08/joe-manganiello-describes-batman-epic/
Eyecatch Image: http://nayias01.deviantart.com/art/DC-Universe-Ben-Affleck-Putting-on-the-Batsuit-395380829

Writer

アバター画像
中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。