人気オープンワールド型アクションゲーム『ジャストコーズ』映画化決定、『ジョン・ウィック』脚本家が就任

人気オープンワールド型アクションゲーム『ジャストコーズ』シリーズが映画化されることがわかった。監督として就任したのは、『STUBER/ストゥーバー』のマイケル・ドース。米Deadlineが報じている。
『ジャストコーズ』シリーズは、広大な世界を股に掛けるCIAエージェントのリコ・ロドリゲスを主人公にした作品。銃の扱いはもちろん、銃火器、爆破工作、航空機の操縦など様々な技能を持つロドリゲスが、危機に晒された架空の国々を救うなど、麻薬カルテル組織をはじめ各組織に依頼された危険な任務に挑んでいく。同シリーズは、2006年に第1作『JUST CAUSE ~ビバ・レボリューション~』が発売されて以降、2010年に第2作『ジャストコーズ2』、2016年に第3作『ジャストコーズ3』、2018年に第4作『ジャストコーズ4』が発表されている。
映画版ではゲーム版を基に、宿敵の軍事組織「ブラック・ハンド」を阻止するため、一刻を争う危険な任務に繰り出すロドリゲスの姿が描かれるようだ。また、本作にロバート・ゼメキス監督『ロマンシング・ストーン/秘宝の谷』(1984)の雰囲気を盛り込むための助演女優が出演するとのこと。同作は南米コロンビアの密林を舞台に、女性小説家が冒険家と共に秘宝を巡る争奪戦に巻き込まれていく姿を描いた作品で、女性小説家と冒険家の恋愛模様も描かれていることから、映画版『ジャストコーズ』にも恋愛要素が加えられるのかもしれない。
脚本は『ジョン・ウィック』シリーズのデレク・コルスタッドが執筆する。製作はコルスタットの他、映画版『バイオハザード』シリーズや映画版『モンスターハンター』のロバート・クルツァー、映画版『ヒットマン』シリーズのエイドリアン・アスカーリなど、ゲーム実写化作品に数多く携わってきた面々が集った。製作総指揮には販売元のスクウェア・エニックスなどが就任している。
ちなみに、『ジャストコーズ』は過去にジェイソン・モモア主演、ブラッド・ペイトン監督で映画化されるとも報道されていた。しかし、この件については今回の報道では言及されていないため、本件との関係性は不明だ。
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